# 機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還

## 基本情報

- 著者: 大河原邦男、Ark Performance、富野由悠季、矢立肇
- 連載: ガンダムエース
- ジャンル: ロボット、ミリタリー、SF
- 評価: 8.8/10
- 完結済み
- 最終更新日: 2026年08月28日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/e0bb35e4-b081-47f8-b69c-6d8071738726

## あらすじ

宇宙世紀0090年。散り散りになった戦争の記録を集める組織で、一人のパイロットが妙な戦闘データに行き当たる。仲間の技術者と調べるうちに浮かび上がるのは、消えた精鋭部隊の足跡、年表から消された巨大宇宙船、そして人類を焼き尽くしかねない破壊装置。船を奪い合って連邦軍の一派と民間軍事会社、伝説の指揮官が率いる新生軍が三つ巴でぶつかる。どの陣営も腹の内を明かさないまま、駆け引きは戦場の外にも広がっていく。失った記憶と、かつて敵軍最強と呼ばれたエースの影に揺さぶられながら、彼は真紅の高機動機に乗り込む。表舞台には残らない戦いの果て、因縁の宙域で待つ最後の一騎打ち！

## この漫画を読むのに向いている人

- 機械の描き込みの細かさや、**音を消した戦闘場面の迫力**を、じっくり時間をかけて味わいたい人
- 腕と経験で戦う年長のパイロットたちが、**若さではなく年の功で局面を動かす**話を読みたい人
- 表の歴史には残らない出来事を掘り起こす、**年表の空白を埋めていく外伝**がもともと好きな人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 巻数の多い作品は身構えてしまい、**短くまとまった物語**を休日のうちに読み切りたい人
- **答えが示されないまま進む話**が苦手で、伏線が最後まできれいに回収される結末を求める人
- 主人公が引っ張っていく物語を求めていて、**脇の登場人物に主役を持っていかれる**流れが物足りない人

## 良い所

- 設定の作り込みがとにかく細かくて、既にある材料だけで無理なく話を組み上げてくるのに唸りました。**外伝なのに正史とかみ合う手つき**が気持ちいいです。
- 腕利きのおじさん連中が、ここぞという場面で自分の得意技をきっちり出してくるんです。**年の功で戦況をひっくり返す運び**が痛快で、何度も見返してしまいました。
- 視点があちこち移りながらの大乱戦なのに、話の筋がまったくブレないのがすごい。**入り乱れた三つ巴を追いきれる整理**のうまさには、ただただ感心した。
- セリフのない戦闘場面の迫力にすっかり押されました。機械の描き込みも最後まで丁寧で、**音が消えた分だけ動きで語ってくる**戦い方に引き込まれっぱなしです。
- 表向きは何も起きなかった時期の裏で、知られざる連中が危機を止めていた。**年表の空白に物語を差し込む発想**が効いていて、懐かしい顔ぶれの登場も嬉しかった。

## 悪い所

- 絵の安定しなさが気になった。人物の崩れ方が場面ごとにばらつくうえ、**同じ作者名なのに絵柄が別人に見える**ときがあって、そこだけは最後まで引っかかった。
- 正直とにかく長い。話そのものは面白いのに、**完結までの道のりが長すぎて息切れする**ところがあって、途中で一度離れてしまう読者の気持ちもよくわかる。
- 渋い男たちの遠回しな会話は楽しいのですが、**答えが示されないまま流れる話が多くて**、読み終えてもすっきりしません。もう少し説明が欲しい場面が続きました。
- 主人公の正体を引っ張り続ける展開に、いい加減じれてきました。読み手にはとっくに見えているのに、**当の本人が物語の主役として動かない**のはもどかしいです。
- ファンへの目配せを抜いて物語だけ見ると、粗も見えてきます。**引っ張った割にオチが普通**で、終盤は脇役のほうが主役に見えました。ヒロインの影も薄いです。
