# 銀と金

## 基本情報

- 著者: 福本伸行
- 連載: アクションピザッツ
- ジャンル: 経済・裏社会、ギャンブル、サスペンス
- 評価: 8.8/10
- 最終更新日: 2026年08月10日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/e1ec5dac-54e5-46ff-840a-914941119646

## あらすじ

うだつの上がらない毎日を送る、ギャンブル漬けの青年・森田鉄雄。競馬場でふと声をかけてきた男は、裏社会を陰で操る「銀王」こと平井銀二だった。桁違いの金の集め方と、負ければ終わりの勝負に引き寄せられた森田は、銀二の一味に加わる。株の仕手戦、絵画の裏取引、腹の探り合いになる賭け、そして政界への根回し。舞台が変わるたび、金と欲に狂った男たちが牙をむいてくる。命を張って積み上げた勝ちの先で、森田は人の底知れない闇と、自分の限界を思い知らされる。師を超える「金」になれるのか。読むほどに世の中が違って見えてくる、黒い紳士たちのマネーゲーム！

## この漫画を読むのに向いている人

- 株の売買から裏取引まで、**金と欲がむき出しになる駆け引き**を腰を据えてじっくり味わいたい人
- 長く続く連載に疲れてしまい、**最後まで締まったままの濃い展開**を一気に読み通してみたい人
- きれいごとでは片づかない大人の交渉を見たくて、**金が動くときの生々しさ**にも触れてみたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 伏線がすべてきれいに片づく読後感が欲しくて、**結末が宙に浮いたままの物語**は苦手だという人
- 人が死ぬ場面や救いのない展開が苦手で、**後味のさっぱりした読み心地**をいつも求めている人
- 鋭角的な顔立ちや独特の構図が引っかかって、**絵柄の好みがはっきり割れる作品**を読み進められない人

## 良い所

- 身内どうしが金のために殺し合う話の決着は、何度読み返しても涙が出ます。**欲に飲まれた者たちの末路**をここまで描き切った漫画を、私はほかに知りません。
- 仕手戦に画商、ポーカー、麻雀と、勝負の舞台がころころ変わっていくのがたまらない。**種目をまたぐ心理戦**でこれだけ引っ張り続ける漫画が、他にあるだろうか。
- 株や銀行の仕組みが物語にうまく組み込まれていて、読みながら勝手に詳しくなれた。**金の流れを追う駆け引き**にヒリヒリしつつ、勉強にもなるとは思わなかった。
- 悪党たちが語る金と欲の哲学に、僕はすっかり痺れてしまいました。**裏社会の男が吐く言葉**が刺さって、読み終えたあとは世の中が少し曲がって見えたものです。
- だらける回がほとんどなく、最初から最後まで締まったまま走り抜けていく。**間延びしない濃さ**のおかげで、長い連載に疲れていた俺でも一気に読み通せてしまった。

## 悪い所

- 伏線を山ほど残したまま連載が止まってしまったのが、どうにも惜しいです。**弟子が師匠を超えるのかどうか**、そこの決着だけはどうしても読ませてほしかった。
- 主人公格の片方が途中で身を引いてから、話の軸がぶれてしまった気がしてならない。**支柱を失ったままの後半**は、完結を期待して読んだ私には肩透かしだった。
- 身内どうしの殺し合いや猟奇的な事件のくだりは、読んだあとも後味の悪さがずっと残る。**感情移入できないまま人が死ぬ展開**が続くところは、正直しんどい。
- 鋭角的な顔つきと独特の構図で、最初は「さすがにこの絵は」と思って棚に戻しかけた。**好みがはっきり割れる絵柄**なので、ここで脱落してしまう人はいると思う。
- 人が死ぬ場面や容赦のない展開が多くて、読んでいて気が滅入る日もありました。**救いの薄いダークさ**が合わないなら、無理に手を出さないほうがいいです。
