# レッドリスト～警視庁組対三課ＰＯ～

## 基本情報

- 著者: 神崎裕也
- 連載: 漫画ゴラク
- ジャンル: 警察、クライムサスペンス、アクション
- 評価: 8.6/10
- 最終更新日: 2026年04月25日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/e61978d6-a9b1-40f7-aa99-177c9ab8db96

## あらすじ

暴力団の脅威から一般市民を保護する、警察の新部署「プロテクション・オフィサー（PO）」。元ヤクザの転職者、斗ケ沢孝臣は、謎多き凄腕PO・加護晄とバディを組むことに。神崎裕也が放つ、ハードボイルド警察サスペンス。殉職に一番近い部署で、命を懸けて標的を守り抜く。組織の闇、個人的な正義、および極限状態でのアクション。守るべきものとは何か、その真実を問う！

## 良い所

- **「ヤクザ専門のボディガード（PO）」という斬新な設定**が面白い！元ヤクザの主人公と、圧倒的な戦闘力を持つ加護という、訳ありバディが織りなす緊張感溢れる任務に、ページをめくる手が止まらなくなります。
- 神崎先生の持ち味である、**「スタイリッシュでハードなアクション描写」**がさらに進化しています。身体能力を活かした加護の無双ぶりや、一瞬の油断が命取りになる護衛シーンの臨場感に、圧倒的な没入感があります。
- 単純な勧善懲悪ではなく、**「警察組織内の闇や個人の正義が衝突する重厚なドラマ」**に唸らされました。守るべき標的が必ずしも善人ではないという葛藤の中で、プロとしての矜持を貫く姿が、非常に渋くて格好良い。
- 主人公二人の**「正反対な性格から生まれる、絶妙なコンビネーション」**が見どころです。反発し合いながらも、死地を乗り越えるたびに深まっていく二人の信頼関係に、アクション以上の熱いヒューマンドラマを感じます。
- **全12巻という、密度高く完結する構成**が見事です。謎が謎を呼ぶサスペンス要素と、怒涛のアクションが絶妙な配分で展開され、読後の満足感が非常に高い。神崎作品のファンならずとも必読の、質の高い警察漫画。

## 悪い所

- **テーマや雰囲気が作者の過去作（『ウロボロス』など）と似通っている**ため、新しさを求めている読者には既視感を感じさせるかもしれません。神崎節を安定感と取るか、マンネリと取るかで評価が分かれるところ。
- **「元ヤクザが警察官に転職する」という前提設定**に、リアリティを感じられず冷めてしまう瞬間がありました。漫画的ギミックとしては面白いのですが、社会派としての重厚さを期待すると、少し浮世離れした印象。
- **一部の敵キャラクターの描写が、あまりにステレオタイプで極悪非道**すぎ、深みに欠けると感じることがありました。もっと敵側の事情や、彼らなりの哲学が具体的に描かれれば、対立構造がより際立ったはずです。
- **物語のテンポが非常に速く**、一人ひとりの標的とのエピソードが、あっさり解決してしまったように感じる回がありました。もっと時間をかけて、護衛対象との心の交流や心理的負担を掘り下げてほしかった。
- **暴力描写の凄惨さ**が、物語のテーマ以上に目立ってしまう箇所がありました。アクションとしての迫力はありますが、人によっては不快感を覚えるほど過激なシーンもあり、非常に「読む人を選ぶ」ハードな作品です。
