# 声優かっ！

## 基本情報

- 著者: 南マキ
- 連載: 花とゆめ
- ジャンル: 芸能界、コメディ、学園
- 評価: 7.4/10
- 最終更新日: 2026年10月06日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/ea5db467-140c-410d-8e9d-e5c29d1dc635

## あらすじ

美少女アニメの声優にずっと憧れて、ヒイラギ学園高等部の声優科へ入学した木野姫。ところが、かわいい声を出そうとするほど、口から飛び出すのはなぜかおっさんみたいなダミ声！それでも姫は落ち込むより先に笑ってしまう、とびきりの前向き娘。姫を含む落ちこぼれ4人組は、昼の校内放送に挑んで見事に成功させる。やがて姫は正体を隠して男性声優として仕事をすることになり、一人暮らしまで始める羽目に。すんなりとは成功せず、壁にぶつかりながら一歩ずつ夢へ近づく姿を見ていると、つい応援したくなる。恋よりも「声優を目指す姿」がど真ん中にある、笑えて熱い学園ドタバタ声優コメディ！

## この漫画を読むのに向いている人

- 落ち込む場面でも笑顔を崩さない、**夢にまっすぐな主人公**を応援しながら読みたい人
- 少女漫画は好きだけど、恋の甘い展開よりも**声優を目指して奮闘する物語**を、夢を追う過程も含めてじっくり楽しみたい人
- **ベタな展開をギャグに変えるハイテンションな笑い**が好きで、深刻すぎない学園ものを読みたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 序盤に多い、**瞳に星が入るような昔ながらの少女漫画の絵柄**がどうしても苦手な人
- 実在の業界が舞台だからこそ**声優業界のリアルな描写**を期待してしまい、現実との違いがどうしても気になってしまう人
- 少女漫画には**胸が締めつけられる濃い恋愛ドラマ**を求めていて、恋が控えめだと物足りなく感じる人

## 良い所

- 序盤は絵柄がとっつきにくいけれど、巻を追うごとに**絵が劇的にきれいになっていく**のに驚きます。始めと終わりを並べると、同じ作者とは思えないほど。最初の数冊でやめるのはもったいないです。
- ありがちでベタな展開を**半ばギャグとして使い倒すノリ**が、予定調和すぎて逆に笑えます。いじめの話でさえ、主人公がまるで気にしないため展開がコミカルで、重くならずに楽しく読めました。
- 主人公のポジティブっぷりがとにかくすごい。普通なら落ち込む場面でも**笑顔を貫き通す明るさ**があって、読んでいると自然と応援したくなる。ところどころに入るギャグのセンスも好きだ。
- 少女漫画だから恋愛ものだろうと思っていたら、**声優として頑張る話が真ん中**にあって良い意味で裏切られた。恋の要素も少しはあるけれど控えめで、そこに好感が持てる。
- パッと見は中身がなさそうな色モノに見えるけれど、**ギャグもストーリーもしっかり練られている**ので侮れない。テンションは高いのに寒くない笑いで、キャラ一人一人もちゃんと立っている。

## 悪い所

- 序盤は**絵柄がとっつきにくい**のが正直つらいところ。瞳に星が入る絵柄が好みに合わず、読みにくいと感じました。後半で見違えるほどきれいになるぶん、最初で手が止まる人もいそうです。
- 最初はあまり面白くなく、**声優の仕事を茶化しているように見えた**のが引っかかった。実在の業界の話だと思わず、別世界の「声優」の物語だと割り切ったほうが楽しめる。
- 出だしが面白かったぶん、**校内放送のくだりは中だるみ気味**でダラダラした感じがある。仲間とうまくいかない話もグズグズしていて、どうしようもないなあと思いながら読んだ。
- 話が業界側へ進むにつれ、**学園で一緒だった落ちこぼれ組が空気になっていく**のが少しさびしい。結構好きな4人だったので、もう出番はないのかな、と気になってしまう。
- それなりに苦労はするものの、**業界の大人たちが少し甘い**ところはどうかと思います。展開はベタなものが多く、少女漫画らしさゆえに少し読み進めづらい部分も残ります。
