# 異世界でも鍵屋さん

## 基本情報

- 著者: もりこも、如月瑞、黒六
- 連載: やんのかCOMIC/斬
- ジャンル: お仕事、異世界ファンタジー
- 評価: 6.8/10
- 最終更新日: 2026年10月27日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/ecc31076-b547-49b9-9b6f-f1bf2e09da45

## あらすじ

日本でひとり鍵屋を営むロックのもとに、奇妙な老人と狐耳の少女が見るからにファンタジーな宝箱を持ちこむ。その開錠をきっかけに、彼は異世界の盗賊ギルドへスカウトされることになる。そこはダンジョン探索で鍵開けの腕が何より求められる世界だ。ロックは師匠に仕込まれた技と日本の精密な道具で、罠だらけの宝箱や隠し扉、牢獄の頑丈な錠前を次々と開けていく。最初は突っかかってきた狐耳の少女を弟子に迎え、日本と異世界を行き来しながら、ギルドの仲間との絆も深めていく。やがて城型ダンジョンの探索に、日本から呼ばれた素行の悪い高校生勇者たちが割りこんでくる。剣も魔法もふるわない職人が、日本の道具ひとつで異世界の錠前に挑む鍵開けファンタジー！

## この漫画を読むのに向いている人

- 剣や魔法の戦いより、**職人の技で宝箱や隠し扉を開けていく異世界もの**をじっくり楽しみたい人
- 鍵に詳しくなくても、古い鍵や防犯の話など**ふだん知らない鍵のしくみを解説で楽しみたい**人
- **仕事熱心な主人公と仲のいいチーム**が、異世界で和気あいあいと頑張る姿をのんびり見守りたい人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 鍵を開ける地道な場面が続くので、異世界ものに**派手なバトルや絵的な見せ場**を求める人
- ファンタジーでも**世界設定の理屈やつじつま**が気になりだすと、物語に入りこめなくなる人
- かわいい絵柄でも、**ヒロインがいちいち突っかかってくる騒がしいかけ合い**にイライラしやすい人

## 良い所

- 鍵屋といえば家の鍵や開かない金庫を開ける仕事のイメージなのに、ここではダンジョンの宝箱が相手。**異世界ものと探検ものが一度に味わえる**ので、ちょっと得した気分になれます。
- ダンジョンにある宝箱を開ける主役が、**魔物を倒す側ではなく鍵師**というのが新鮮です。ほかの異世界ものとはちょっと違う手ざわりが面白いし、絵柄もかわいくて好き。
- 動きは少なめな漫画だけど、古い鍵から新しい鍵、防犯の話まで**鍵のしくみを紹介してくれる解説パート**が読んでいて面白い。鍵にまったく詳しくない身でも楽しめた。
- 異世界で鍵屋という、今までになかった職業なのに**違和感なくすんなり楽しめる**のがうれしいところ。主人公が根っからの仕事人間で、そこも好感が持てます。
- 鍵を開ける場面には**ほかでは味わえない新鮮さ**があって面白い。チームの仲もかなり良くて、みんなで和気あいあいと頑張っていく様子は見ていて楽しい。

## 悪い所

- そこまで鍵開けの需要がある世界なら、**現地の技術がもっと進んでいてもいいはず**。食べていくのに必死な住人のなかに、主人公より腕の立つ鍵師がたくさんいてもおかしくないのに、その説明がないのが引っかかる。
- 全体としては面白いのに、狐耳のヒロインが**いちいち突っかかってくる騒がしさ**にイライラしてしまいました。イラストはかわいいだけに、うるさい言動ばかりが目につくのが惜しいです。
- **宝箱を無理にこじ開けるとダンジョンの主が怒る**という設定に、どうも首をかしげる。怒るポイントがよくわからないし、ボスを倒されたときにこそ怒ればいいのでは？と突っこみたくなる。
- 日本と異世界を気軽に行き来しているのに、日本のお酒や食べ物をいまさら珍しがるのはちょっと変。**鍵の種類ありきで話を後から付けたような作り**に見えて、ご都合主義っぽさに納得しきれなかった。
- 主人公ががんばって鍵を開けるという地味さに、わかりにくさまで重なってしまう。**絵として映えにくい題材**なので、漫画という形にはそもそも向いていないのでは、と思えてならない。
