# ハイスコアガール

## 基本情報

- 著者: 押切蓮介
- 連載: 増刊ヤングガンガン、月刊ビッグガンガン、増刊ヤングガンガンビッグ
- ジャンル: ゲーム、ギャグ、ラブコメディ、青春
- 評価: 8.8/10
- 最終更新日: 2026年08月20日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/f1ce34cf-6444-4b58-9ec3-15caf348bf20

## あらすじ

『ポリゴン』って何、食えんの？ 2Dの格ゲーが世界のすべてだった1991年。ヤンキーもオタクもリーマンも吸い込む場末のゲーセンに、その子は黙って座っていた。勉強も運動もまるでだめ、ゲームだけが取り柄の小学六年生・矢口ハルオは、クラスの完璧なお嬢様・大野晶に画面ごしで叩きのめされる。言葉をひとつも交わさないまま、二人はライバルで同志になっていく。やがて現れる同級生の日高小春も、ハルオに近づきたい一心でレバーを握りしめる。駄菓子屋の店先の筐体、順番待ちの重い空気、次世代機の足音。あの頃の熱がそのまま紙にのっている。高校最後の冬、消えていく背中を追ってハルオは原付で空港へ走る。彼を押すのは、これまで愛してきたゲームキャラたち。青春の終わりに鳴りひびく、最高のエンディング！

## この漫画を読むのに向いている人

- 駄菓子屋の店先や**90年代のゲームセンター**で過ごした時間が、いまも体のどこかに残っている人
- せりふに頼らず、表情と間だけで気持ちを伝える**言葉のいらない恋**の描き方に惹かれる人
- 勉強も運動もだめでも好きなものだけは譲れない時期があって、**その熱を肯定してほしい**人

## この漫画を読むのに向いていない人

- 会話でぐいぐい進む恋愛が好きで、**言葉のない距離のとり方**をじれったく感じてしまう人
- 線に癖のある絵が苦手で、**絵柄の相性**しだいで最後まで読み進められるかどうかが決まる人
- 片思いのまま終わるサブキャラがつらく、**報われない恋の行方**を見届けるのがしんどい人

## 良い所

- 駄菓子屋の店先の筐体、順番待ちで早くやられろと念じるあの空気。**あの頃のゲーセンの手ざわり**が細かすぎて、読んでいるあいだずっと小学生の自分に戻っている。
- 一言もしゃべらないヒロインなのに、表情と手つきだけで気持ちが全部わかる。**声を出さずに通じ合う二人**をここまで可愛く見せられるのかと、僕は完全に降参だ。
- 終盤、空港へ走る主人公の背中を押すのが**自分が遊んできたゲームキャラたち**だと気づいた瞬間、不覚にも泣きました。注いだぶんが返ってきたんですね。
- 三人のキャラが立ちすぎていて、ほかの登場人物が目に入らないほど。ゲームバカな主人公が**根っこは優しくて熱い男**なので、二人が惹かれていくのも納得できる。
- 格ゲーもゲーセン文化もほとんど知らない私でも置いていかれなかった。**マニアすぎずライトすぎない匙加減**で、読むうちに胸まで熱くなってくるから不思議。

## 悪い所

- ヒロインが高校生になっても一言もしゃべらない。**最後まで声が届かない関係**をラブストーリーとして受け取れるかどうかで、評価はまっぷたつに割れると思う。
- 正直、絵柄で手が止まりました。表情の描き方はドキッとするほどですが、**線の癖の強さ**は人を選びます。子どもに勧めてみても読んではくれませんでした。
- 懐かしがれるのは、あの時代にゲーセンへ通っていた層に偏る気がする。**世代がはまるかどうか**で刺さり方がまるで違うので、下の世代には勧めづらかった。
- サブヒロインが不憫すぎました。主人公はずっと一人しか見ていないので、**報われない片思い**を延々と見せられる形になり、応援していた私はしんどかったです。
- ゲーム画面の使用許可をめぐる騒ぎで作品名だけが先に耳に入ってきた。**作品の外で起きた揉め事**のせいで長いこと敬遠していたのが、我ながらもったいない。
