# めだかボックス

## 基本情報

- 著者: 暁月あきら、西尾維新
- 連載: 週刊少年ジャンプ
- ジャンル: 日常、コメディ、異能バトル、学園
- 評価: 9/10
- 最終更新日: 2026年05月26日
- 元ページ: https://mangayoshiashi.com/manga/f2448e7d-8fe6-4c32-a84c-0c49bbf4129b

## あらすじ

容姿端麗、質実剛健、文武両道の完璧すぎる生徒会長・黒神めだか. 彼女が掲げた目安箱（通称：めだかボックス）の投書を解決するため、幼馴染の人吉善吉と共に学園の問題に挑む！……はずが、物語はアブノーマルやマイナスと呼ばれる異能者たちの戦いへ！相手を自分と同等まで弱体化させる『却本作り』や、世界をなかったことにする『大嘘憑き』など、概念と言葉が激突する極限の異能バトル。ジャンプ史上屈指の負け犬カリスマ・球磨川禊の登場や、少年漫画の王道テンプレートを逆手に取った西尾維新ならではの痛烈なメタフィクション。美しく感動の百輪走へと畳み切る、新世代学園能力バトルの最高峰！

## 良い所

- 俺、ジャンプ史上最強の負け犬にして最凶の男**「球磨川禊」の、絶対に勝てない哀愁と「大嘘憑き（オールフィクション）」の無敵っぷり**にガチで惚れた。彼が登場するマイナス編の緊迫感は本気で傑作。
- 西尾維新先生の真骨頂である、**少年漫画の「お約束（修行、引き延ばし、人気投票）」を逆手に取ったメタフィクション構造**が秀逸。ただのバトルじゃなく、構造そのものを皮肉って楽しむキレが最高に面白い。
- 言葉の定義や文法すら武器にする、**「大嘘憑き」や「却本作り」といったルールや概念をハメる頭脳戦**が最高に知的。肉弾戦じゃなく、屁理屈と言葉遊びで相手をねじ伏せる西尾先生の言葉の魔術に痺れまくる。
- 完璧すぎるめだかと、**普通代表であるはずの善吉が「主人公の座」を奪い合う中盤の生徒会選挙編**の展開が本当に熱い。天才と凡人の対比という王道テーマを、ここまでハラハラするドラマに描くのは素晴らしい。
- 最終回に向けた**これまでのキャラが全員集合する「百輪走（ひゃくりんそう）」の大団円**で、ボロ泣きした。これだけカオスに広げた風呂敷を、完璧な余韻を残して畳み切ったのは、本当に奇跡的な完成度だと思う。

## 悪い所

- 最初の目安箱の投書を解決する**ゆるくて楽しい日常学園コメディから、3巻でいきなり「フラスコ計画」のバトル物へジャンル激変した**のが戸惑った。初期ののどかな空気感が大好きだったのに、裏切られた気分。
- 西尾維新節による**セリフの文字量がとにかく画面を埋め尽くすほど多くて**、少年漫画のスピード感を楽しみたい僕には読むのがしんどかった。ライトノベルのように文字ばっかりで、絵のキレが死んでいる回がある。
- 主人公の**黒神めだかの「全人類を無条件で愛して、正論で屈服させる」完璧超人設定**に、僕はどうしても感情移入できなかった。完璧すぎて可愛げがないし、彼女の独善的な正論にイライラしてしまう瞬間がある。
- バトルがどんどんインフレしていき、**「言葉遣い」の能力者が出てくるあたりからルールが複雑で難解になりすぎ**て、頭がついていけなくなった。もう少し最初のマイナス編のようなシンプルな駆け引きが見たかった。
- 「安心院なじみ」の**何千兆個ものスキルを持っているというデタラメな設定**や、メタを理由にした強引な解決に、少しご都合主義が強すぎると冷めてしまった。何でもありすぎて、バトルの緊張感が薄れたのが不満。
