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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ヨルムンガンド の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ヨルムンガンド

ヨルムンガンド

完結
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著者: 高橋慶太郎

連載: 月刊サンデージェネックス

ジャンル: ガンアクションミリタリーアクション

評価: 8.6/10

あらすじ

両親を戦争で奪われ、武器のすべてを憎む元少年兵ヨナ。皮肉にも彼が身を置くことになったのは、若き女武器商人ココ・ヘクマティアルが率いる私兵部隊だった。「世界平和のために武器を売る」と笑うココのもと、元特殊部隊員や凄腕のナイフ使いが揃う面々と、ヨナは紛争地を転々としていく。追ってくるのは各国の軍、諜報機関、そして同業の武器商人。銃声と駆け引きが途切れない日々の先で、ココが胸に秘めていた計画が姿を現す。それは膨大な犠牲と引き換えに、人から空を取り上げて戦を封じるというもの。武器を憎む少年は、その手を取るのか。銃口を向けるほど揺れたヨナがたどり着く答えと、世界の狂気を丸ごと呑み込む結末!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 銃撃戦と頭脳戦が休みなく交互に押し寄せる、息つく間もない緊張感にどっぷり浸かりたい人
  • 戦う面々の一人一人に背負った過去がある、群像劇として読める戦場ものを探している人
  • 武器や軍事から政治や株の話まで飛び出す、知識の詰まった重厚な物語をじっくり読みたい人

向いていない人

  • 台詞も専門用語もぎっしり詰まっていて、読み進めるのに体力がいる作品はしんどいと感じる人
  • 登場人物にどっぷり感情を寄せて読みたくて、突き放した距離のある描き方だと入り込めない人
  • 物語の決着まできっちり見届けたくて、読者に委ねる余白の多い終わり方だとすっきりしない人

良い感想・レビュー

  • 読者に考えさせてくる話なのに、単純に面白いところがちゃんと残っている。このバランスの取り方がうまい。絵柄は途中で変わっていくけれど、後半の絵のほうが自分は好きだ。
  • ココは白と黒の世界でグレーの上を歩き続ける化け物だと思う。部隊の面々にもそれぞれ過去があり、群像劇としても読める。軍事の言葉が飛び交うので、そのあたりが好きな人にも刺さる。
  • ずっと読みたかった作品で、想像以上だった。最初はココが撃つ側だと思っていたら、まるで違うイカれた武器商人。ヨナが仲間にだんだん情を寄せていくのがかわいくて、疑問をぶつける姿もいい。
  • 銃撃戦と知恵比べが交互に来るので休む暇がありません。台詞のかっこよさ、話の大きさ、武器だけでなく軍事や政治や株まで出てくる知識の詰まり方には圧倒されました。
  • どんな状況でも笑って指示を出し、責任は全部自分が持つ。ココのリーダーとしての立ち姿が気持ちいい。仲間が増えて強くなっていくバトル漫画とは違い、話が無駄なくまとまっている。

悪い感想・レビュー

  • 絵はきれいなのに線が細くて薄く、読みづらい場面がありました。主役の二人以外は顔の区別がつかないまま進むうえ、会話の文字量も多いです。疲れてしまい、途中で止めています。
  • 似た空気の作品が面白かったので勧められて読んだのに、どうにも乗れなかった。設定そのものは好きなのに、登場人物に気持ちを寄せられないのがつらくて、先へ進む気が起きない。
  • 一度離れたヨナが戻ってくる理由が、きちんと語られないまま終わる。計画も動き出す手前で幕が下りるので、消化不良だけが残った。中盤の戦いや過去の話がよかっただけに惜しい。
  • 途中から現れる博士たちの役目はやっと分かったが、あれで平和になるのかは疑わしい。理屈のツメの甘さが引っかかって、それまでの破天荒な勢いが半分くらい削がれた。
  • この漫画は主役の二人を好きになれるかどうかが分かれ目。仲間たちは好きだったのに、主義主張のぶつかり合いが薄いせいで二人をつかめず、終盤の盛り上がりに置いていかれた。

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