レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
うしおととら の感想と評価(良いところ、悪いところ)
うしおととら
著者: 藤田和日郎
連載: 週刊少年サンデー
評価: 9.3/10
あらすじ
寺の息子・蒼月潮が蔵の地下で見つけたのは、獣の槍で岩に縫い付けられ、二百五十年も封じられてきた大妖怪だった。放たれた邪気が幼馴染を襲い、潮はやむなく封印を解いてしまう。隙あらば自分を喰らおうとする「とら」と、憎まれ口を叩き合いながら組み、人に仇なす妖怪へ立ち向かう日々が始まる。やがて潮は、死んだと聞かされていた母が、世界を滅ぼす最悪の妖怪を日本の底で封じ続けていると知り、母を求めて全国へ旅立つ。行く先々で出会った人と妖の縁が、絶望の淵に沈む潮を後押しし、いつしか国じゅうの人間と妖怪を巻き込む総力戦へと転がっていく。笑って泣いて、拳を握りしめて読み進める妖怪バディの王道熱血譚!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 長い旅で積み重ねた話が終盤で一気に一点へ収束するカタルシスをたっぷり味わいたい人
- 人も妖怪も敵味方を超えて手を取り合う王道の熱血バディものにとことん胸を熱くしたい人
- 絵柄が泥臭くても気にせず、必死に生きる人間の姿をまっすぐ描いた作品に惹かれる人
向いていない人
- 線の多い荒々しくクセの強い絵柄が苦手で、すっきり整った現代風の作画でないと読みづらい人
- 序盤から本筋が一気に進む物語を好み、寄り道の多い長い作品を途中でだるく感じてしまう人
- 妖怪退治ものに恋愛の要素が前面に出てくるのを好まず、筋の通った一本道の物語を求める人
良い感想・レビュー
- バトルの決めゴマもいいけれど、私が引き込まれたのは登場人物の心情がにじむ場面でした。キャラが生きていて、心を持って動いている。読み返すたび胸を掴まれます。
- 誰より潮のしぶとさを認めているのは、いつも喰おうとするとらだった。旅で積み上げた想いが今度は潮を助ける番になる展開に、こみ上げるものを抑えきれなかった。
- 最初は絵がキモくてグロいと思っていたのに、読み出したら一気にのめり込んだ。ばらばらに見えた話が最終決戦で全部つながっていく作りに、心をえぐられながら夢中で読んだ。
- みんなが潮の記憶を取り戻す場面、うれしいなァと笑うとらの顔で涙が止まらなかった。散らばった伏線が終盤に一点へ収束していく快感は、そうそう味わえるものじゃない。
- 引き伸ばしも無駄話もなく、全部のエピソードが最終章へ収束していく構成に唸った。人も妖も手を取る大同盟の熱さは、王道をここまでやりきるかと感嘆するほどだった。
悪い感想・レビュー
- 絵のクセがとにかく強くて、読み始めのハードルが高かった。書き込みは濃いのに戦闘がごちゃっとして目で追いづらい場面が、正直けっこうあって戸惑った。
- 中盤あたりまで頑張ったけれど、本筋が進まない無駄話の多さで読むのが苦痛になった。とらが大口を叩く割に毎回かませ犬になるのも、正直だんだん気になってしまった。
- 妖怪退治ものとしては大好きなのに、途中のヒロイン争いが別作品みたいで戸惑った。恋愛が前に出すぎる回は、本筋の重さと温度が噛み合わず浮いて見えてしまう。
- 序盤の一話完結の妖怪退治が、本筋と関わりの薄いまま続いて中だるみに感じた。全体が長いので一気読みには体力がいるし、途中で失速する読者もいそうだと思った。
- 登場人物が多すぎて場面の整理がとにかく大変で、作者も持て余して見えた。白面との戦いも中盤はだるく、盛り上がりの谷が深いのが、どうにも惜しく思えた。
良い感想・レビュー
- バトルの決めゴマもいいけれど、私が引き込まれたのは登場人物の心情がにじむ場面でした。キャラが生きていて、心を持って動いている。読み返すたび胸を掴まれます。
- 誰より潮のしぶとさを認めているのは、いつも喰おうとするとらだった。旅で積み上げた想いが今度は潮を助ける番になる展開に、こみ上げるものを抑えきれなかった。
- 最初は絵がキモくてグロいと思っていたのに、読み出したら一気にのめり込んだ。ばらばらに見えた話が最終決戦で全部つながっていく作りに、心をえぐられながら夢中で読んだ。
- みんなが潮の記憶を取り戻す場面、うれしいなァと笑うとらの顔で涙が止まらなかった。散らばった伏線が終盤に一点へ収束していく快感は、そうそう味わえるものじゃない。
- 引き伸ばしも無駄話もなく、全部のエピソードが最終章へ収束していく構成に唸った。人も妖も手を取る大同盟の熱さは、王道をここまでやりきるかと感嘆するほどだった。
悪い感想・レビュー
- 絵のクセがとにかく強くて、読み始めのハードルが高かった。書き込みは濃いのに戦闘がごちゃっとして目で追いづらい場面が、正直けっこうあって戸惑った。
- 中盤あたりまで頑張ったけれど、本筋が進まない無駄話の多さで読むのが苦痛になった。とらが大口を叩く割に毎回かませ犬になるのも、正直だんだん気になってしまった。
- 妖怪退治ものとしては大好きなのに、途中のヒロイン争いが別作品みたいで戸惑った。恋愛が前に出すぎる回は、本筋の重さと温度が噛み合わず浮いて見えてしまう。
- 序盤の一話完結の妖怪退治が、本筋と関わりの薄いまま続いて中だるみに感じた。全体が長いので一気読みには体力がいるし、途中で失速する読者もいそうだと思った。
- 登場人物が多すぎて場面の整理がとにかく大変で、作者も持て余して見えた。白面との戦いも中盤はだるく、盛り上がりの谷が深いのが、どうにも惜しく思えた。
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