レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
THE3名様 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
THE3名様
著者: 石原まこちん
連載: ビッグコミックスピリッツ
評価: 7.2/10
あらすじ
深夜のファミレス、頼むのはドリンクバーとフライドポテトだけ。金もやる気もないけれど、時間だけはたっぷりあるフリーターの3人組が、今夜も朝まで居座る。UFOの話、携帯の着信音、一発ギャグ、心理テスト。結論もオチも出ないどうでもいい話が、かったるく、時に妙な熱を帯びながら続いていく。何かが起こるわけでもない。ただ深夜のファミレスの席で、ダラダラした若者たちの空気だけが流れていく。読んでいると、何者でもなかった頃の意味のない夜が、ふいに恋しくなってくる。肩の力がすっと抜けて、いつのまにか頬がゆるんでいる、深夜のたわいもない時間!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 特にオチのないゆるい日常会話を、意味もなくだらだら眺めていたい脱力系ギャグ好きな人
- 仕事帰りや夜中にほろ酔いの頭で、肩の力が抜ける空気感の漫画をぼんやりつまみ読みしたい人
- 何者でもなかった若い頃の、あの意味のない暇つぶしの時間が、今さら妙に恋しくなってくる人
向いていない人
- きれいなオチや起承転結のある、筋の通った物語をどうしても漫画に求めてしまうタイプの人
- オチのない間延びしただらだら会話がずっと続くと、途中で退屈してイライラしてしまう人
- きれいに整った絵柄や、テンポよくたたみかける笑いでないとどうも物足りなくて乗れない人
良い感想・レビュー
- オチがあるのか無いのか、そのギリギリの綱渡りみたいな会話がたまらなく好きだ。90年代の吉田戦車が切り開いた不条理ギャグの系譜を、この漫画もちゃんと継いでいて嬉しくなる。
- 何故か数ヶ月に一度、無性にまた読み返したくなる。夜中にほろ酔いの頭でぼんやり開くと、このだるだるの間がちょうどよくて、僕はいつのまにか肩の力が抜けていく。
- こんな3人組が身近にいたら、確実にクスッと笑ってしまうと思う。「こういうやついる」的な笑いが全編に詰まっていて、読みながら何度も頬がゆるみっぱなしだった。
- ヤマもオチもなく、ただ無気力な若者がくだらない話をし続けるだけ。なのにこの空っぽの時間がなんだか愛おしくて、あの頃の自分をつい重ねてしまうんだ。
- どこまでもだらしない3人なのに、誰か一人を話に置いてけぼりにしない気遣いがある。3人でいる時の関係性がやっぱり好きで、読むたびについニヤけてしまう。
悪い感想・レビュー
- いい大人の男たちが、とりとめもない話をダラダラと続けるだけ。気に入る人はハマるんだろうけど、この間延びした空気は私にはどうにも合わなかった。
- 正直なところ、この絵の薄さがずっと気になって仕方なかった。ニートみたいな3人がひたすら喋っているだけに見えてきて、途中で完全に置いていかれた気分になる。
- 一編ずつなら笑って済むのに、一冊まとめて読むとだんだんイライラしてくる。このモラトリアム感にもさすがに限度があるだろうと、途中で僕は白けてしまう。
- 初期はまだ後の切れ味がなくて、これがだいぶ退屈だった。よく打ち切られなかったなと思ってしまうほど、淡々とした無風の展開ばかりが続いてしんどい。
- ポテトとドリンクバーだけで朝まで粘る姿は、見ようによっては営業妨害じみた迷惑ぶりだ。店内で騒ぎすぎる場面も多くて、素直に笑えない時が多かった。
良い感想・レビュー
悪い感想・レビュー
オチがあるのか無いのか、そのギリギリの綱渡りみたいな会話がたまらなく好きだ。90年代の吉田戦車が切り開いた不条理ギャグの系譜を、この漫画もちゃんと継いでいて嬉しくなる。
いい大人の男たちが、とりとめもない話をダラダラと続けるだけ。気に入る人はハマるんだろうけど、この間延びした空気は私にはどうにも合わなかった。
何故か数ヶ月に一度、無性にまた読み返したくなる。夜中にほろ酔いの頭でぼんやり開くと、このだるだるの間がちょうどよくて、僕はいつのまにか肩の力が抜けていく。
正直なところ、この絵の薄さがずっと気になって仕方なかった。ニートみたいな3人がひたすら喋っているだけに見えてきて、途中で完全に置いていかれた気分になる。
こんな3人組が身近にいたら、確実にクスッと笑ってしまうと思う。「こういうやついる」的な笑いが全編に詰まっていて、読みながら何度も頬がゆるみっぱなしだった。
一編ずつなら笑って済むのに、一冊まとめて読むとだんだんイライラしてくる。このモラトリアム感にもさすがに限度があるだろうと、途中で僕は白けてしまう。
ヤマもオチもなく、ただ無気力な若者がくだらない話をし続けるだけ。なのにこの空っぽの時間がなんだか愛おしくて、あの頃の自分をつい重ねてしまうんだ。
初期はまだ後の切れ味がなくて、これがだいぶ退屈だった。よく打ち切られなかったなと思ってしまうほど、淡々とした無風の展開ばかりが続いてしんどい。
どこまでもだらしない3人なのに、誰か一人を話に置いてけぼりにしない気遣いがある。3人でいる時の関係性がやっぱり好きで、読むたびについニヤけてしまう。
ポテトとドリンクバーだけで朝まで粘る姿は、見ようによっては営業妨害じみた迷惑ぶりだ。店内で騒ぎすぎる場面も多くて、素直に笑えない時が多かった。
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