レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
Odds -オッズ- の感想と評価(良いところ、悪いところ)
Odds -オッズ-
完結著者: 石渡治
連載: 週刊ヤングサンデー
評価: 7.6/10
あらすじ
高校最後の夏、ツール・ド・沖縄のジュニア国際ロードレースで、辻堂麟太郎はまたもライバル藤沢の背中に届かず終わる。ツール・ド・フランスをめざす二人が夢を語り合ったその直後、家族が交通事故に遭ったと報せが飛び込む。母と妹を一度に失い、目を覚まさない父を抱えた少年に残されたのは、金を稼ぐ道だけ。ロードを捨てた麟太郎は競輪へ転向する。競輪学校の過酷な日々を越えてプロの舞台へ立つが、そこはギャンブルの的として見られる世界。それでも選手としての誇りを手放さず、A級からS級へ立ちはだかる壁に挑んでいく。バンクで削り合う男たちの、火花のような疾走!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 自転車の知識がまったくなくても、熱量だけで最後まで押し切るスポーツ漫画を読みたい人
- ギャンブルとしてしか知らない競技の裏側を、取材で裏打ちされた描写でのぞいてみたい人
- 重い荷を背負った主人公の、泥くさいスポ根の真っ向勝負に最後まで付き合ってみたい人
向いていない人
- 線と情報の多い画面が苦手で、すっきり整理されたコマ運びでないと話に集中しづらい人
- 競技の場面だけを追いたくて、私生活を描く回り道が長く挟まると気持ちが切れてしまう人
- 女性キャラの下着まわりのサービス描写が入るたび、それだけで読む気が削がれてしまう人
良い感想・レビュー
- 知り合いの競輪選手から練習の話を聞いていた自分が読んでも、体の作り方や日々の積み重ねに嘘がなかった。足で稼いだ取材の厚みがあるから、一走ごとの重さが違う。
- 自転車の知識ゼロで読み始めたのに、置いていかれる場面が一度もない。専門用語に頼らず熱で押してくる語り口で、競輪の決まりごとも読み進めるうちに頭に入ってきた。
- 競輪はギャンブルという目でしか見ていなかった。それが読み進めるうちにひっくり返る。スポーツとしての競輪の顔と、そこで生きる人たちの事情がまっすぐ届いてくる。
- 主人公の生き方が真正面すぎて、今の漫画の空気からすると古く映るかもしれません。でもこの古びたスポ根の泥くささがかえって新しくて、読むほどに胸が熱くなりました。
- 家族を失い金のために走る、という転向の理由が重すぎて、序盤から目を離せませんでした。ロードから競輪へ入っていく運びもなめらかで、初めてでも迷わない導入になっています。
悪い感想・レビュー
- 画面がとにかく雑然としているせいで、どこを見ればいいのか迷う場面が何度もあった。線と情報が詰め込まれたコマが続き、話の流れから気持ちが離れていく。
- 序盤に置かれた仕掛けが、後になって強引に結び直された感じがして引っかかった。取ってつけたような伏線の回収は、それまで積み上げた緊張をだいぶ弱めている。
- レース場面は文句なしなのに、合間に挟まる私生活パートの間延びがどうにも気になりました。子を授かれずに悩む展開も、そこへ至る描写が薄くて気持ちが乗りません。
- 女性キャラの下着描写に作者の趣味が出すぎている。色っぽさにもつながらない下着へのこだわりが何度も繰り返されると、正直もう十分だと言いたくなってしまう。
- 競輪漫画の先駆けと聞いて手に取ったのに、読むほど競輪から話の重心が遠ざかっていく。期待していたぶん、レース以外の展開が続く場面では肩を落とした。
良い感想・レビュー
- 知り合いの競輪選手から練習の話を聞いていた自分が読んでも、体の作り方や日々の積み重ねに嘘がなかった。足で稼いだ取材の厚みがあるから、一走ごとの重さが違う。
- 自転車の知識ゼロで読み始めたのに、置いていかれる場面が一度もない。専門用語に頼らず熱で押してくる語り口で、競輪の決まりごとも読み進めるうちに頭に入ってきた。
- 競輪はギャンブルという目でしか見ていなかった。それが読み進めるうちにひっくり返る。スポーツとしての競輪の顔と、そこで生きる人たちの事情がまっすぐ届いてくる。
- 主人公の生き方が真正面すぎて、今の漫画の空気からすると古く映るかもしれません。でもこの古びたスポ根の泥くささがかえって新しくて、読むほどに胸が熱くなりました。
- 家族を失い金のために走る、という転向の理由が重すぎて、序盤から目を離せませんでした。ロードから競輪へ入っていく運びもなめらかで、初めてでも迷わない導入になっています。
悪い感想・レビュー
- 画面がとにかく雑然としているせいで、どこを見ればいいのか迷う場面が何度もあった。線と情報が詰め込まれたコマが続き、話の流れから気持ちが離れていく。
- 序盤に置かれた仕掛けが、後になって強引に結び直された感じがして引っかかった。取ってつけたような伏線の回収は、それまで積み上げた緊張をだいぶ弱めている。
- レース場面は文句なしなのに、合間に挟まる私生活パートの間延びがどうにも気になりました。子を授かれずに悩む展開も、そこへ至る描写が薄くて気持ちが乗りません。
- 女性キャラの下着描写に作者の趣味が出すぎている。色っぽさにもつながらない下着へのこだわりが何度も繰り返されると、正直もう十分だと言いたくなってしまう。
- 競輪漫画の先駆けと聞いて手に取ったのに、読むほど競輪から話の重心が遠ざかっていく。期待していたぶん、レース以外の展開が続く場面では肩を落とした。
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