レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ケイリン野郎 周と和美のラブストーリー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ケイリン野郎 周と和美のラブストーリー
完結著者: くさか里樹
連載: Judy
評価: 7.9/10
あらすじ
婚約者に裏切られた岡和美は、やけになって見合いの席に出る。相手は同じく恋人に裏切られたあてつけで来ていたプロ競輪選手・伊東周。勢いのまま二人は結婚してしまう。競輪をまるで知らなかった和美は、命がけでバンクを走る勝負の世界と、周の激しい気性に振り回される。それでも競輪を学び、不器用な夫を支えるうちに、夫婦の絆は少しずつ太くなっていく。長男が生まれても平穏は訪れない。周は大怪我とスランプに沈み、家は火事で焼け落ちる。同期のライバルとの間に生まれた影は、二人を離婚の一歩手前まで追い込む。それでも正面からぶつかり合っては、そのたびに愛を確かめ直していく。恋からではなく結婚から始まった、泥くさくて長い長い夫婦の道のり!
読む前に確認したい相性
向いている人
- 恋より先に結婚が来る出会いに惹かれ、年月をかけて太くなる夫婦の絆をじっくり追いかけたい人
- 口下手な男のぶっきらぼうな愛情表現にきゅんとしてしまい、昔ながらの絵柄にも味を感じる人
- 命がけの勝負と家庭の騒がしさが同時に押し寄せる長編を、腰を据えてじっくり読み通したい人
向いていない人
- 昭和のままの亭主関白ぶりが出てくるだけで気持ちがささくれ、先を読み進めにくくなる人
- 夫の身勝手さや妻に我慢を強いる展開が挟まると、続きを開く気力がなくなってしまう人
- 結末まできっちり整理された終わり方を求めていて、含みを残したままの幕引きが苦手な人
良い感想・レビュー
- 振られた腹いせ同士の見合い結婚という始まりなのに、読むうちに二人の距離が縮んでいきます。ふわふわしていた和美がしっかり者の女房に変わっていく姿が、いちばん胸に響きました。
- 周の一言で舞い上がったり落ち込んだりしていた和美が、続編では逆に周を振り回している。奥さん命になった夫のかっこ悪さがおかしくて、こんなに辛抱強い嫁はいないと笑ってしまった。
- 続編で子どもたちが大きくなっていて嬉しくなる。弟子の五人まで転がり込んできて、家の中は騒がしいまま。騒々しさごと愛おしい家という感じで、俺様な夫も変わらないのがいい。
- 結婚してから始まる純愛なのに、そこらの恋愛ものよりずっとドロドロしている。競輪選手の毎日がここまで過酷だと、俺はこの作品ではじめて知った。バンクで身を削る日々が生々しい。
- 母の本棚にあったのを思い出して買い直しました。絵柄は今風ではありませんが、そこがかえって味わい深いです。ぶっきらぼうな愛情表現にいまだにきゅんとしてしまう自分がいます。
悪い感想・レビュー
- 感情移入して読むほどイライラが募る。勝てない時の八つ当たり、そのうえ浮気。周りの友人まで妻に我慢を促す場面があり、中盤から主人公への嫌悪が消えなくなった。
- 昭和から平成初めの空気がそのまま出ている。当時は疑いもせず読んでいた自分が怖い。力の弱い妻に手を上げる場面はさすがにきつい。昭和のままの夫婦観が苦手な人にはすすめられない。
- とにかく周の俺様ぶりに腹が立つ。おごり飲みの金遣いも好きになれない。和美でなければ成り立たない夫婦だと思うし、彼には最後まで共感できなかった。話自体は楽しめただけに残念だ。
- 時間の進み方がもう少し欲しかった。終わり方もわかりにくく、車椅子のままなのか治ったのかがはっきりしない。中途半端に閉じた結末という印象だけが残る。
- 懐かしくて読み返したが、この作品のせいで恋愛観がゆがんでいた気すらする。俺様な自転車野郎を素敵だと思っていた頃もあった。今は昔ときめいた男性像への幻滅しかない。
良い感想・レビュー
- 振られた腹いせ同士の見合い結婚という始まりなのに、読むうちに二人の距離が縮んでいきます。ふわふわしていた和美がしっかり者の女房に変わっていく姿が、いちばん胸に響きました。
- 周の一言で舞い上がったり落ち込んだりしていた和美が、続編では逆に周を振り回している。奥さん命になった夫のかっこ悪さがおかしくて、こんなに辛抱強い嫁はいないと笑ってしまった。
- 続編で子どもたちが大きくなっていて嬉しくなる。弟子の五人まで転がり込んできて、家の中は騒がしいまま。騒々しさごと愛おしい家という感じで、俺様な夫も変わらないのがいい。
- 結婚してから始まる純愛なのに、そこらの恋愛ものよりずっとドロドロしている。競輪選手の毎日がここまで過酷だと、俺はこの作品ではじめて知った。バンクで身を削る日々が生々しい。
- 母の本棚にあったのを思い出して買い直しました。絵柄は今風ではありませんが、そこがかえって味わい深いです。ぶっきらぼうな愛情表現にいまだにきゅんとしてしまう自分がいます。
悪い感想・レビュー
- 感情移入して読むほどイライラが募る。勝てない時の八つ当たり、そのうえ浮気。周りの友人まで妻に我慢を促す場面があり、中盤から主人公への嫌悪が消えなくなった。
- 昭和から平成初めの空気がそのまま出ている。当時は疑いもせず読んでいた自分が怖い。力の弱い妻に手を上げる場面はさすがにきつい。昭和のままの夫婦観が苦手な人にはすすめられない。
- とにかく周の俺様ぶりに腹が立つ。おごり飲みの金遣いも好きになれない。和美でなければ成り立たない夫婦だと思うし、彼には最後まで共感できなかった。話自体は楽しめただけに残念だ。
- 時間の進み方がもう少し欲しかった。終わり方もわかりにくく、車椅子のままなのか治ったのかがはっきりしない。中途半端に閉じた結末という印象だけが残る。
- 懐かしくて読み返したが、この作品のせいで恋愛観がゆがんでいた気すらする。俺様な自転車野郎を素敵だと思っていた頃もあった。今は昔ときめいた男性像への幻滅しかない。
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