レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
猫ピッチャー の感想と評価(良いところ、悪いところ)
猫ピッチャー
完結著者: そにしけんじ
連載: 読売新聞日曜版
評価: 8.8/10
あらすじ
プロ野球の世界に、まさかの猫が入団した。白い子猫のミー太郎、背番号は222。最速百五十キロの直球を投げ込む本格派……のはずが、マウンドではうとうと居眠りし、バットで爪を研ぎ、雨が降れば濡れるのは嫌だと降板を訴える。それでも打者のバットは出ない。投げたあと自分がくるりと回る魔球が可愛すぎて、誰も振れないのだ。捕手も監督も、この猫に大真面目に付き合う。読売新聞の日曜版で長く続いてきたフルカラー作品。合間には野球用語のひとこと解説まで入る。猫を知らなくても、野球を知らなくても平気。笑って、和んで、いつのまにか球場に行きたくなる二十三コマ!
読む前に確認したい相性
向いている人
- マウンドでも家でも変わらない猫の身勝手な仕草を、眺めているだけで機嫌がよくなる人
- 野球のルールがあやふやでも、用語のひとこと解説つきで読める気楽さをありがたく思う人
- 重い展開のない一話完結のゆるい笑いを、疲れがたまった休みの朝にゆっくり味わいたい人
向いていない人
- 伏線が張られて回収される快感や、長い成長物語の手ごたえを漫画にいちばん求めたい人
- 勝敗の行方にひりつくような熱血スポーツ物を想像していて、笑いと和みが優先される空気感に戸惑う人
- 毎回ちがう驚きや新しさがほしくて、同じ調子が長く続く安定感を退屈だと感じてしまう人
良い感想・レビュー
- ストレートを投げたあと、投げた本人がくるりと回る魔球が出てきます。回るミー太郎が可愛すぎて打てない、という可愛さがそのまま決め球になる理屈がおかしくて、声に出して笑いました。
- ベンチで選手の膝に丸まって体力を回復するあたり、やっていることは完全に猫のままだ。それを怒りもせず受け止める捕手とのちぐはぐなのに噛み合うバッテリーがいい。あの相棒あってのエースだと思う。
- 私が好きなのは、猫好きの打者が可愛さに参って打てなくなる場面だ。犬好きの打者にはあっさり弾き返されるのもいい。好き嫌いがそのまま打率に出る勝負がばかばかしくて笑える。
- 野球のルールをほとんど知らないまま読み始めましたが、合間に入る用語のひとこと解説のおかげでちゃんと追えました。詳しい人は実在の球団をもじった小ネタにも気づけるはずです。
- マウンドで眠くなり、バットで爪を研ぎ、試合中でもおかまいなし。猫の勝手さがそのまま持ち味になっているのがたまらない。僕のような猫好きには、この一コマ一コマがごちそうだ。
悪い感想・レビュー
- 私が惜しいと感じたのは、どこかお行儀がよすぎるところだ。新聞に載る以上しかたないとはいえ、毒を抜いたぶんの物足りなさが最後まで残った。作者の過去作を知る人ほど、そう感じるはずだ。
- 猫と野球の取り合わせは面白い。ただ題材がプロ野球なので、おじさん向けの雰囲気がどうしても漂う。僕のように野球談議が苦手だと、その空気に乗り切れない回も出てくる。
- ミー太郎の相手として出てくる青いユニフォームのチームが、どう見てもあの球団だ。負け役ばかり任されるので、贔屓の球団をからかわれている感じが引っかかって素直に笑えない。
- オールカラーで読みやすいのはありがたいのですが、その分だけ値段が高めに感じます。一冊に入る話数に対する割高感を思うと、全巻を揃えるには少し覚悟がいります。
- 一話完結なので、伏線が回収される快感や長い成長の物語は期待しないほうがいい。いつもの調子が延々と続く安定感は、飽きる人は飽きてしまうはずだ。野球ネタが濃い回はついていけなかった。
良い感想・レビュー
- ストレートを投げたあと、投げた本人がくるりと回る魔球が出てきます。回るミー太郎が可愛すぎて打てない、という可愛さがそのまま決め球になる理屈がおかしくて、声に出して笑いました。
- ベンチで選手の膝に丸まって体力を回復するあたり、やっていることは完全に猫のままだ。それを怒りもせず受け止める捕手とのちぐはぐなのに噛み合うバッテリーがいい。あの相棒あってのエースだと思う。
- 私が好きなのは、猫好きの打者が可愛さに参って打てなくなる場面だ。犬好きの打者にはあっさり弾き返されるのもいい。好き嫌いがそのまま打率に出る勝負がばかばかしくて笑える。
- 野球のルールをほとんど知らないまま読み始めましたが、合間に入る用語のひとこと解説のおかげでちゃんと追えました。詳しい人は実在の球団をもじった小ネタにも気づけるはずです。
- マウンドで眠くなり、バットで爪を研ぎ、試合中でもおかまいなし。猫の勝手さがそのまま持ち味になっているのがたまらない。僕のような猫好きには、この一コマ一コマがごちそうだ。
悪い感想・レビュー
- 私が惜しいと感じたのは、どこかお行儀がよすぎるところだ。新聞に載る以上しかたないとはいえ、毒を抜いたぶんの物足りなさが最後まで残った。作者の過去作を知る人ほど、そう感じるはずだ。
- 猫と野球の取り合わせは面白い。ただ題材がプロ野球なので、おじさん向けの雰囲気がどうしても漂う。僕のように野球談議が苦手だと、その空気に乗り切れない回も出てくる。
- ミー太郎の相手として出てくる青いユニフォームのチームが、どう見てもあの球団だ。負け役ばかり任されるので、贔屓の球団をからかわれている感じが引っかかって素直に笑えない。
- オールカラーで読みやすいのはありがたいのですが、その分だけ値段が高めに感じます。一冊に入る話数に対する割高感を思うと、全巻を揃えるには少し覚悟がいります。
- 一話完結なので、伏線が回収される快感や長い成長の物語は期待しないほうがいい。いつもの調子が延々と続く安定感は、飽きる人は飽きてしまうはずだ。野球ネタが濃い回はついていけなかった。
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