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アオイホノオ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

アオイホノオ

アオイホノオ

著者: 島本和彦

連載: 週刊ヤングサンデー/ゲッサン

ジャンル: 自伝青春コメディ

評価: 8.9/10

あらすじ

1980年代の大阪を舞台に、漫画家を志す青年・焔燃(ほのお もゆる)の過剰な自意識と空回りする情熱を描いた自伝的漫画。才能への渇望、ライバルへの嫉妬、創作への苦悩を赤裸々かつ誇張気味に描写し、当時の漫画・アニメ業界の空気感も交えて展開される。熱さと痛さが同居する唯一無二の青春譚。

良い所

  • 自意識過剰な主人公の独白が痛快で、笑いながらも胸が締め付けられた。
  • 創作に向き合う苦しさと焦りが生々しく、同業者目線でも刺さる。
  • 実在の人物や時代背景が絡み、漫画業界史としても非常に面白い。
  • 誇張された演出が逆に真実味を増していて、感情の振れ幅が大きい。
  • ギャグとシリアスの切り替えが巧みで、一気に読み進めてしまった。

悪い所

  • 主人公の思考があまりに自己中心的で、読み続けるのが辛い場面がある。
  • 内面描写が多く、展開が進まないと感じる巻もあった。
  • 当時の作品や人物を知らないとネタが分かりにくい部分がある。
  • 大げさな演出が好みに合わず、騒がしく感じた。
  • 共感よりも居心地の悪さが勝ち、楽しめない人もいると思った。

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