レビュー著者: 漫画よしあし
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げんしけん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
げんしけん
著者: 木尾士目
連載: 月刊アフタヌーン
評価: 9.1/10
あらすじ
かつてオタクだった者、そして今もオタクである者へ。木尾士目が、圧倒的なリアリティと、コミカルながらも切実な筆致で描き出す、大学のサークル「現代視覚文化研究会(現視研)」を舞台にした、濃すぎるオタクたちの日常と青春を綴った群像劇の金字塔。マンガ、アニメ、ゲーム、コスプレ。共通の趣味で繋がった彼らの、不器用で熱い交流と、理想と現実の間で揺れる人間関係。オタク文化の変遷とともに描かれる彼らの成長は、読む者の魂を激しく揺さぶる。笑いと共感、そして少しのほろ苦さ。至高のオタク青春白書必見の話題作!
良い所
- とにかくオタク特有の会話劇や空気感がリアルすぎて、私、自分も現視研の部室にいるような素晴らしい没入感を味わいながら夢中になって読み耽りました。最高の青春漫画です。
- 木尾先生の描く、オタク文化への深い理解とフラットな視点が非常に秀逸で、私、一コマ一コマに溢れる『好きなものへの情熱』に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!
- 物語の構成が非常に緻密で、僕、読み進めるたびに『そうそう、オタクってこういうとこあるよね!』と素晴らしい多幸感を味わいながら読み耽りました。これ以上に『刺さる』漫画はありません。神漫画!
- 絵のタッチが非常に清潔感がありかつキャラクターの表情が豊かで、私、一コマ一コマからキャラクターの『躍動感』がダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『豊かな』漫画はありません。最高!
- 読み終わった後のこの清々しくて満足感のある読後感。私、これほどまでに誠実で不器用な大人たちの物語に出会えて幸せです。最終回まで彼らの成長を全力で見守りたいです!
悪い所
- 非常に心地よくて面白いですが、オタク特有の専門用語やハイテンションな会話が続くため、僕のような一般向けの作品を好む読者には、時々物語のノリに素直に没入できない瞬間があるかもしれません。人を選びます!
- 設定は秀逸ですが、物語の展開が基本的に日常の積み重ねのため、僕としては時々『劇的な変化がもっと欲しい!』と焦れったく感じてしまう瞬間が私の中に少しありました。じっくり沈み込むタイプです。
- 情報の密度が非常に高く、当時のオタク文化への解釈が詳細なため、私、時々その詳しさゆえに、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが、理解力が試されます。
- 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(知識的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
- 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『深夜ドラマのような特定の型にはまった日常演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。





