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対ありでした。 ~お嬢さまは格闘ゲームなんてしない~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 格闘ゲーム経験者として読んでも駆け引きや心理戦の描写が細かくて熱くなり、対戦シーンにしびれた。格ゲー知らない人でも楽しめる解説が効いている。レビューサイトでも格ゲー描写への共感が多い。
- 登場キャラのギャップがとにかく魅力的で、気品あるお嬢さま達が対戦台の前では豹変する様子が最高に面白い。勢いのあるギャグもツボに入った。Amazonレビューにも絵柄とキャラクターへの好評価が多い。
- 美少女キャラたちの描き方が丁寧で、とくに綾と美緒の掛け合いが楽しく、読み進めるうちにお気に入りのキャラが増えていった。純粋に青春漫画としての面白さも感じた。
- 格ゲー知らない読者にも読みやすく、対戦の流れや戦略がわかりやすい。レビューでも格ゲー初心者でも楽しめると評価する声が多い点も納得できた。
- 作中の勢いがすごく、格ゲー文化のノリを漫画に落とし込んだテンポの良さが気持ちいい。百合要素もさりげなく、バランスの良さが光る作品だと感じた。
悪い所
- 格闘ゲームの専門用語やノリが分からないと、対戦シーンで置いていかれる部分があり、初心者にはやや敷居が高いと感じる場面があるとレビューでも指摘されている。
- 巻によっては格ゲーの対戦描写が続きすぎてストーリー性が薄く感じられ、マンネリに思う時があった。レビューにもそうした印象を述べる声がある。
- 絵柄自体は可愛いが、格ゲーキャラの細部が雑に見える巻もあり、画面表現に改善の余地があるという意見がある(Amazonレビュー)。
- 百合要素を期待して読むとやや抑えめで、格ゲー主体の展開に拍子抜けすることがあると感じた。
- 一部巻では展開がゲーム外の事件に偏り、格闘ゲーム漫画としての魅力が薄れたと感じる時があり、評価が分かれるレビューも見られた。




