レビュー著者: 漫画よしあし
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高嶺のハナさん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
高嶺のハナさん
著者: ムラタコウジ
連載: 週刊漫画ゴラク
評価: 8.3/10
あらすじ
伝統あるお菓子メーカー・ミツバチ製菓の商品企画部でエースとして君臨する高嶺華(27歳)。企画した商品は全て大ヒット、誰もが憧れる「高嶺の花」な彼女だが、その中身はなんと恋愛レベル小学5年生の純情乙女だった!彼女が密かに恋心を寄せるのは、仕事はできないが真っ直ぐな後輩・弱木強。彼の前では心臓バクバクで素直になれず、ついきつく当たってしまうハナさんと、その罵詈雑言を「愛の鞭」と勘違いする弱木。両片想いなのに一生交わらない!?勘違いが勘違いを呼ぶアンジャッシュ級のすれ違いコントが炸裂する。赤面と爆笑が止まらない、至高のオフィス・ラブコメディの傑作!
良い所
- 仕事は完璧な超エリートなのに、恋愛になると小学5年生レベルにポンコツ化するハナさんがとにかく可愛すぎて最高!強気な態度と裏腹に、心の中でデレデレ悶えている姿に毎回ニヤニヤが止まりません。
- 全員が善意で空回りするアンジャッシュのような勘違いの連鎖が爆笑モノです!すれ違いが加速していくテンポが秀逸で、声を出して笑えるラブコメに出会えたことに感謝。仕事の疲れも一気に吹き飛びます。
- ライバルの苺ちゃんや更田など、脇役も全員愛すべきポンコツで物語を盛り上げてくれます。大人のオフィスラブのはずなのに、全員がピュアすぎて、親戚のような目線で彼らを全力で応援したくなる傑作です!
- ムラタ先生の描くハナさんの赤面顔と顔芸の破壊力が凄まじいです!劇画チックな強調がギャグとしてのキレを増していて、表情一つで状況が伝わる表現力に脱帽。まさに唯一無二のオフィスラブコメですね。
- 焦れったいけれど純愛すぎる二人の関係に心が洗われます。お互いを想っているのに、勘違いのせいで明後日の方向に進む展開がたまりません。疲れた夜の癒やしとして、私にとって欠かせない大切な作品です。
悪い所
- 勘違いとすれ違いがメインなのは分かりますが、いつまでも関係が決定的に進展しないので、読んでいて少し焦れったさを感じてしまいました。もう少しテンポ良く、二人の距離を縮めてほしかったのが本音です。
- 相手役の弱木くんが仕事面でも恋愛面でもあまりに鈍感でポンコツすぎる描写が続き、見ていて少しイライラしてしまいました。もう少し成長した姿や、男として格好良い一面を見せてくれないと物足りないです。
- 漫画ゴラク連載らしい劇画調の顔芸やオーバーリアクションが、私には少しクドく感じられてしまいました。もっと落ち着いたトーンのオフィスラブコメを期待していたので、ギャグのテンポに疲れました。
- 10巻を超えてくると、同じような勘違いネタの繰り返しにマンネリを感じてしまいました。初期の衝撃的な面白さに比べると、最近は少し失速気味な印象。そろそろスッキリとした決着を期待してしまいます。
- 本格的なお仕事漫画を求めて読むと、社会人としての常識がない行動が多くて冷めてしまう瞬間がありました。恋愛レベルが小5設定とはいえ、仕事中まで公私混同が激しい描写には、少し共感しづらかったです。





