レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
ラブひな の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ラブひな
完結著者: 赤松健
連載: 週刊少年マガジン
評価: 8.4/10
あらすじ
幼い日に交わした「一緒に東大へ行こう」という約束だけを胸に、二度も受験にしくじった浪人生の景太郎。行き場をなくして祖母の温泉旅館へ転がり込むと、そこは男子禁制の女子寮へと様変わりしていた。なぜか管理人を押しつけられ、気の強い受験生や内気な中学生、男嫌いの剣士たちと同じ屋根の下で暮らす日々が始まる。のぞきと誤解されては殴り飛ばされ、それでも机に向かい直す。約束の少女は誰なのか、その謎と揺れる想いを抱えたまま、三浪目の勉強が進んでいく。笑い転げているうちに、ふと胸が熱くなる。ちょっとえっちで、やたら騒がしくて、でも誰も見捨てない温かさが最後まで残る。ハーレムラブコメの原型をつくりあげた、王道ど真ん中の青春譚!
この作品が載っている特集
読む前に確認したい相性
向いている人
- 受験勉強に本気で向き合う主人公の姿まで味わいたい、にぎやかな恋愛ドタバタ劇が好きな人
- お色気とギャグを行き来する騒がしさを楽しめて、今のハーレム作品の原型を確かめたい人
- 絵柄のかわいさとやさしい空気を大事にしていて、肩の力を抜いて読める王道ラブコメを探している人
向いていない人
- 照れ隠しのたびにヒロインが主人公を殴るというやりとりが何度も繰り返されるのを、笑って流せない人
- 寄り道の多い長い物語が苦手で、同じ調子のやりとりが続く展開を退屈に感じてしまう人
- 素直に物語へ入り込みたくて、主人公のまわりが女の子ばかりという作りに引っかかってしまう人
良い感想・レビュー
- てっきり甘い恋愛話だろうと決めつけて読み始めたら、主人公が本気で受験勉強に打ち込む話でした。うれしい方向に予想を外され、そこからすっかりハマって最後まで追いかけました。
- お色気は確かに強めですが、それ以上に笑えるやりとりの量がとにかく多いのがうれしいところです。絵柄もかわいらしくて、女の子が読んでも十分楽しめると思います。
- 女の子がずらりと並ぶ漫画の草分けだと思う。今読んでも、その後の漫画の流行りをまるごと変えてしまった凄さがわかる。古びた部分はあるのに、今でもすごい漫画だと感じる。
- 要領が悪くて間の抜けたところもある主人公なのに、根っこの部分はどこまでもいいやつ。つい応援したくなる不思議さがあった。気の強いヒロインが素直になる場面のかわいさも格別。
- 肩の力を抜いて読めるラブコメの王道で、受験と昔の約束が物語をぐいぐい引っ張ってくれる。僕が子どものころから好きな一本で、電子で読み直せるのはやっぱりありがたい。
悪い感想・レビュー
- 正直なところ筋書きは微妙で、主人公のどこがいいのか最後までつかめなかった。私が楽しみにしていたのは、かわいい女の子たちのドタバタと、女同士が仲のいい場面のほうだった。
- 話が必要以上に引き延ばされている感じは否めず、途中で少し疲れました。この手のラブコメはうだうだ続くのも大事なのかもしれませんが、正直もう少し短くてもよかったです。
- ヒロインが照れ隠しのたびに主人公を殴る流れが延々と続くのには、だんだん付き合いきれなくなる。気の強さの出し方も一本調子で、まわりの住人たちのほうに目が行ってしまう。
- 同じ作者のほかの作品と並べると、主人公とヒロインの造りがほとんど変わらないのが気になります。見た目が違うだけで、しゃべり方から動き方までそっくりに思えます。
- 主人公のまわりに女の子しか現れない不自然さは、やはり引っかかった。全員が美少女という並びも、さすがに都合がよすぎると感じた。ただ女の子ごとの描き分けはしっかりしている。










