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それでも僕らはヤってない の感想と評価(良いところ、悪いところ)
それでも僕らはヤってない
著者: 村山渉
連載: 週刊漫画TIMES
評価: 7.9/10
あらすじ
29歳の営業マン・時田晃介は、容姿や収入に恵まれているものの、未だ女性経験がないことに悩んでいた。そんな彼が高校時代の同級生でバツイチの藤野陶子と再会し、恋心を再燃させる。童貞であることを打ち明け、彼女との関係を築こうとする晃介だが、陶子の過去や周囲の人間関係が複雑に絡み合い、二人の恋は思い通りに進まない。大人の恋愛の不器用さと葛藤を描いたヒューマンドラマ。
良い所
- 主人公の晃介が真剣に恋愛に向き合う姿がリアルで共感できた。
- 大人の恋愛を題材にしていて、軽いラブコメとは違う深みがあった。
- 陶子の複雑な背景が丁寧に描かれていて、キャラクターに厚みを感じた。
- 恋愛だけでなく仕事や人生観も絡めていて、社会人としての悩みに共感した。
- ストーリーが誠実で、登場人物の不器用さが人間らしくて好感を持てた。
悪い所
- 主人公の童貞コンプレックスが繰り返し描かれ、少し冗長に感じた。
- 恋愛の進展が遅く、展開がもどかしく感じる巻が多かった。
- 陶子の心情が曖昧に描かれる場面があり、理解しづらかった。
- 登場人物が多く、関係性が複雑で把握しにくい部分があった。
- シリアスなテーマが続き、軽快さを期待すると重く感じることがあった。
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