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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

異世界のんびり農家 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

異世界のんびり農家

異世界のんびり農家

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著者: やすも内藤騎之介剣康之

連載: 月刊ドラゴンエイジ

ジャンル: 異世界ファンタジー青年マンガスローライフ

評価: 7.8/10

あらすじ

不治の病を患い若くして命を落とした青年・火楽は、神様のはからいで若返り、万能農具を授けられて異世界へと転生する。降り立ったのは魔物の巣窟「死の森」に隣接する辺境の地で、ここで農業を営みながら第二の人生を歩むことになる。土を耕して野菜や果物を育て始めた火楽の周りに、やがて大型クモのザブトンや魔狼のクロといった強力な魔物が集まってくる。吸血鬼や獣人、エルフ、竜族との交友も生まれ、食料や住まい、子育てまで村での暮らしが広がっていく。近隣の町や他国との交易も始まり、ハイエルフや神々まで集う「大樹の村」へ発展していく様子を描く異世界スローライフ!

良い所

  • 村長ののんびり感と周りの強さのギャップが絶妙で、農業パートも間延びせずテンポよく読めます。畑を耕しながら少しずつ村が大きくなる過程に夢中になりました。
  • ザブトンやクロ達が強くてバトルもあるのに、ゆったり時間が流れる癒やしの空気感は崩れません。コミカライズで全員が可愛らしく描かれていて、ほのぼの気分に浸れる一冊。
  • 村が大きくなっていく過程がシミュレーションゲームのようで、淡々とした日常系なのに飽きません。異種族が次々と加わる展開を、まるで自分が村を運営している気分で楽しめました。
  • 派手な戦いではなく淡々とした村づくりに重きを置いた構成で、ギャグのセンスも良く設定がしっかり練られています。疲れたときに何度も読み返したくなる作品でした。
  • 異世界で農家をするという設定が斬新で、火楽の第二の人生にすっと引き込まれます。万能農具で畑を切り拓き、ザブトンやクロ達と暮らす日々がほのぼのしていて癒されました。

悪い所

  • 漫画化したのに主人公の語りが多すぎて画で見せる場面が少なく、農作物や料理、建築物の描写も適当に感じました。設定を活かしきれていない印象が拭えませんでした。
  • アニメ版と比べてハーレム要素がかなり強く前に出ている点が気になりました。女性キャラの比率が不自然なほど高く、男の浪漫を押し付けられているような違和感を覚えます。
  • 万能農具が万能すぎてもはや農具と呼べないほどで、農家設定が特に活かされているとは思えませんでした。期待していた農業描写の比重が小さく裏切られた気分です。
  • チート農具と極度のご都合主義が目立つ割に、主人公自身に魅力が乏しいままハーレム展開へ進む流れに違和感だらけでした。関係や感情の描写も省かれ手抜きに見えます。
  • 表紙を飾ったヒロインたちが出会った直後に二ページ目でモブ扱いになる展開に肩透かしを食らいました。数ページ読んだだけで合わないと感じ、読み応えが薄い印象でした。

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