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正直不動産 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

正直不動産

正直不動産

著者: 水野光博/夏原武/大谷アキラ

連載: ビッグコミック

社会派コメディ

評価: 9/10

あらすじ

登坂不動産のエース営業マン・永瀬財地は、巧みな話術と嘘を駆使して契約を量産する凄腕だった。しかし地鎮祭で祠を壊したことをきっかけに、嘘をつくと強制的に本音を口にしてしまう体質になってしまう。嘘がつけない“正直営業”で成績は急降下するが、業界の闇や顧客との真摯な向き合い方を通じて、新たな営業スタイルを模索していく。

良い所

  • 不動産業界の裏側がリアルに描かれていて勉強になる。
  • 主人公の正直営業が痛快で、読後感が爽快。
  • 専門用語や制度を物語に自然に組み込み理解しやすい。
  • 人間関係や駆け引きが巧みに描かれ、ドラマ性が高い。
  • 笑いと社会風刺が絶妙に融合していて飽きない。

悪い所

  • 専門用語や業界知識が多く、慣れないと読みづらい。
  • 主人公の性格や行動が極端で共感しにくい場面がある。
  • 物語のテンポがゆっくりで、展開が遅く感じる巻もある。
  • 業界批判が強く、やや説教臭く感じる部分がある。
  • 同じパターンのエピソードが繰り返される印象を受ける。

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