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二階堂地獄ゴルフ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
二階堂地獄ゴルフ
著者: 福本伸行
連載: モーニング
評価: 8.1/10
あらすじ
桜武カントリー倶楽部にキャディーとして雇われた二階堂進は、理事長に才能を見出されプロゴルファーを目指す。しかし10年連続でプロテストに不合格となり、35歳になっても夢を諦められず挑戦を続ける。支援を失い孤独に追い込まれながらも、地獄のような試練に立ち向かう執念の物語。
良い所
- 福本作品らしい緊張感ある心理描写がゴルフ漫画に新鮮さを与えていた。
- 二階堂の執念がリアルで、夢を追う姿に胸を打たれた。
- ゴルフの技術や試験制度が丁寧に描かれていて、競技の厳しさが伝わった。
- 失敗を繰り返しながらも挑戦し続ける姿勢が感動的だった。
- 絵柄の迫力と独特の間が試合の緊張感を高めていて読み応えがあった。
悪い所
- 説明が長く、試合のテンポが遅く感じる部分があった。
- ゴルフ未経験者には専門的な描写が難しく感じられた。
- 主人公の失敗が続きすぎて、展開が重苦しく感じる巻もあった。
- キャラクターの背景が浅く、感情移入しづらい人物もいた。
- 福本作品特有の間延びした演出が冗長に感じられる場面があった。
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