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ヒカルの碁 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ヒカルの碁

ヒカルの碁

著者: ほったゆみ小畑健

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: スポーツドラマ

評価: 9.2/10

あらすじ

小学生の進藤ヒカルは祖父の蔵で古い碁盤を見つけ、そこに宿っていた平安時代の天才棋士・藤原佐為の霊と出会う。佐為の囲碁への情熱に触れたヒカルは、次第に囲碁の世界へと引き込まれていく。ライバル塔矢アキラとの出会いを経て、ヒカルは自らの力で「神の一手」を目指すようになる。囲碁を通じた成長と友情、そして師弟の絆を描いた青春物語。

良い所

  • 囲碁を知らなくても物語に引き込まれ、自然とルールを理解できる構成が素晴らしかった。
  • 佐為とヒカルの関係性が感動的で、師弟愛のような絆に胸を打たれた。
  • 塔矢アキラとのライバル関係が熱く、スポーツ漫画のような盛り上がりを感じた。
  • 小畑健の作画が美麗で、碁盤上の緊張感やキャラクターの感情が鮮烈に伝わった。
  • 物語の終盤にかけてヒカル自身が成長していく姿がリアルで感動的だった。

悪い所

  • 囲碁の専門的な用語や描写が多く、初心者には難しく感じる部分があった。
  • 佐為の退場以降の展開が急ぎ足で、もっと丁寧に描いてほしかった。
  • キャラクターが多く登場するため、名前や関係性を覚えるのが大変だった。
  • 終盤の結末があっさりしていて、余韻をもっと味わいたかった。
  • 囲碁の対局シーンが長く続くと、テンポが遅く感じることがあった。

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