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見える子ちゃん の感想と評価(良いところ、悪いところ)
見える子ちゃん
著者: 泉朝樹
連載: ComicWalker/WebComicアパンダ
評価: 8.9/10
あらすじ
女子高生・四谷みこは、ある日突然、普通の人には見えない異形の存在が見えるようになってしまう。恐怖に震えながらも、彼らに気づかれないよう“見えないふり”を貫き、日常生活を送ることを決意。親友やクラスメイト、そして怪異との距離感に悩みながら、みこは次々と現れる“ヤバいやつら”をやり過ごしていく。笑いと恐怖が交錯する新感覚ホラーコメディ。
良い所
- 恐怖描写とギャグの緩急が絶妙で、怖いのに笑える独特の読後感がある。
- みこの表情や仕草が細かく描かれており、感情がダイレクトに伝わる。
- 怪異のデザインが非常に不気味で、ページをめくるたびに緊張感が走る。
- 親友との日常シーンが温かく、ホラーとの対比でより印象的になる。
- “見えないふり”という設定がシンプルながら新鮮で、物語に引き込まれる。
悪い所
- ホラー描写が苦手な人には刺激が強すぎる場面が多い。
- 物語の進行がゆっくりで、大きな展開を求めると物足りない。
- 怪異の背景説明が少なく、謎が多すぎて消化不良に感じることがある。
- 同じパターンのやり過ごし方が続くと単調に感じる部分がある。
- ギャグとシリアスの切り替えが急で、雰囲気に馴染めない読者もいる。





