レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
魔人探偵脳噛ネウロ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
魔人探偵脳噛ネウロ
著者: 松井優征
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 9.4/10
あらすじ
究極の「謎」を喰らい尽くす、魔界からの美食家。松井優征が、圧倒的な「悪意」への洞察と、不気味かつポップで独創的な筆致で描き出す、謎を主食とする魔人・脳噛ネウロが、女子高生・桂木弥子を「探偵」に仕立て上げ、この世の奇怪な事件を解決(捕食)していく衝撃のアンチ・ミステリー。犯人たちの歪んだ心理と、その末期の豹変描写は圧巻。S要素満載のネウロと、食欲魔人の弥子の奇妙なコンビネーション。知的好奇心を刺激するトリックと、予測不能なバトルの融合。読み進めるたびに、あなたもきっと「謎」という名の絶望に魅了される。至高のミステリー必見の話題作!
良い所
- とにかくネウロのドSっぷりと、犯人たちの末路の描き方が秀逸すぎて、私、一コマ一コマから溢れる『狂気』に、最高の没入感を味わいながら夢中になって読み耽りました。最高のミステリー漫画です。
- 松井先生の描くキャラクターの表情や、独特のパターンのデザインが非常に独創的で、私、一コマ一コマに溢れる『異才』に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!
- 弥子の成長物語としての側面も非常に素晴らしくて、僕、読み進めるたびに『次はどんな美食(?)に挑むんだ!?』と素晴らしい多幸感を味わいました。これ以上に『瑞々しい(?)』漫画はありません。神漫画!
- 絵のタッチが非常に清潔感がありかつ不気味さが同居していて、私、一コマ一コマからキャラクターの『闇』がダイレクトに伝わってくるようでした。最高!
- 読み終わった後のこのズシリとした満足感と、爽快なカタルシス。私、これほどまでに誠実でぶっ飛んだ魔人の物語に出会えて幸せです。最終回まで二人の捕食を全力で見守りたいです!
悪い所
- 非常に心地よくて面白いですが、とにかくグロテスクで不気味な描写が多いため、僕のような正統派の清々しい探偵ものを好む読者には、時時物語のノリに素直に没入できない瞬間があるかもしれません。強烈なアクがあります!
- 設定は秀逸ですが、物語の後半に進むにつれてバトルの比重が増えるため、純粋な推理ものを期待していた僕としては、時々『もう少し事件解決のロジックも見たい……』と焦れったく感じてしまう瞬間が私の中に少しありました。
- 情報の密度が非常に高く、科学的な理屈や魔界の道具の設定が複雑なため、私、時時その詳しさゆえに、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。僕の勝手な事情ですが、理解力が試されます。
- 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(精神的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
- 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『特定の型にはまったショッキング演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。




