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幼女戦記 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

幼女戦記

幼女戦記

著者: 篠月しのぶカルロ・ゼン東條チカ

連載: コンプエース

ジャンル: ミリタリーダークファンタジー

評価: 8.8/10

あらすじ

エリートサラリーマンだった男が死後、金髪碧眼の幼女ターニャとして異世界へ転生し、魔導士として戦争の最前線に立たされる。合理主義者の彼女は生き延びるため軍功を重ねるが、世界はより苛烈な戦火へと突き進んでいく。

良い所

  • 戦場の描写が圧倒的で、魔導と近代戦が融合した世界観に強く引き込まれた。
  • ターニャの合理主義と狂気の境界が巧みに描かれていて、読み応えがあった。
  • 作画が非常に緻密で、軍服や兵器の質感がリアルに伝わってきた。
  • 政治・軍事の駆け引きがしっかり描かれており、単なるバトル漫画以上の深みがある。
  • 原作小説の重厚さを保ちながらも、漫画ならではのテンポの良さで読みやすかった。

悪い所

  • 軍事用語や政治的背景の説明が多く、読み進めるのに集中力を要する場面があった。
  • ターニャのモノローグが長く、テンポが重たく感じる巻があった。
  • 戦闘描写がリアルすぎて、残酷さが気になる読者には向かないと感じた。
  • 登場人物が多く、序盤は関係性を把握するのに苦労した。
  • ストーリーがシリアス一辺倒で、気軽に楽しむタイプの作品ではないと思った。

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