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蒼き鋼のアルペジオ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
蒼き鋼のアルペジオ
著者: Ark Performance
連載: ヤングキングアワーズ
評価: 8.9/10
あらすじ
第二次世界大戦後、突如出現した人類の敵「霧の艦隊」により海を封鎖された世界。元海軍士官の少年・千早群像は、意思を持つ戦艦イ401とそのメンタルモデル・イオナと出会い、人類の未来を懸けた戦いに身を投じていく。精緻な艦艇描写と本格的な戦術、そして人とAIの関係性を深く掘り下げた重厚なSF戦記。
良い所
- 艦艇や兵器の描写が異常なほど細かく、ミリタリー漫画として圧倒的な説得力がある。
- SF設定が緻密で、霧の艦隊の思想や行動原理が物語に深みを与えている。
- 単なる海戦ではなく、人類とAIの関係性を真正面から描いている点が印象的だった。
- 戦術の組み立てが論理的で、戦闘シーンを読むたびに知的興奮がある。
- シリアスな展開の中にキャラクター同士の軽妙なやり取りがあり、読み疲れしない。
悪い所
- 専門用語や設定が多く、序盤は理解するまでに時間がかかった。
- 物語の進行がゆっくりで、刊行ペースも相まって間延びを感じることがある。
- キャラクターが多く、勢力関係を把握するのが大変だった。
- 戦術説明が長く、アクション重視の読者には冗長に感じる場面がある。
- 展開が重厚な分、気軽に読める作品ではないと感じた。




