レビュー著者: 漫画よしあし
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落第忍者乱太郎 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
落第忍者乱太郎
著者: 尼子騒兵衛
連載: 朝日小学生新聞
評価: 9.3/10
あらすじ
忍術学園に通う落第寸前の少年・乱太郎が、でくのぼうとも呼ばれる仲間たちと共に日々のドタバタを乗り越えていく、笑いあふれる学園ギャグ漫画。個性豊かな同級生たちとのやりとりに、忍術や室町時代の歴史考証がしっかりと盛り込まれており、ゲラゲラ笑わせながら自然と忍者の知識が身についていくのがこの作品の最大の醍醐味。朝日小学生新聞での長期連載を経て、NHKアニメが30年以上大ヒットし続け、世代を超えた国民的シリーズへと育ち上がった。子どもも大人も腹を抱えて笑え、何度読み返しても新しい笑いが潜んでいる日本が誇るロング忍者コメディの金字塔!
良い所
- ギャグのテンポとリズムが絶妙で、読んでいる間ずっとニヤニヤが止まらなかったのが正直なところです。こんなに安定してツボを突いてくる漫画はなかなかないと思います。
- ギャグ漫画なのに忍術や室町時代の時代背景がしっかり描かれていて、読み終わると自然と忍者に詳しくなっているのがこの漫画の凄いところです。笑いながら学べる。
- 乱太郎たちのキャラクターが本当に立っていて、子どもの頃に読んでいた懐かしさで再読したら今の自分にもちゃんと刺さって笑えて驚きました。世代を超えて楽しめる本物の面白さです。
- 読み終わっても何度でも読み返したくなる作品で、ページを開くたびに新しい笑いのポイントを見つけてしまうくらいネタが詰まっています。何十年も愛されてきたのが本当によくわかります。
- アニメから入ったのですが、原作漫画にはアニメでは伝わりきらなかったテンポ感とシュールさがあって、こっちの方が好きだと気づきました。30年以上続いている意味がわかります。
悪い所
- アニメから入ったのでアニメのイメージで読み始めたら、絵柄が全然違っていてかなりびっくりしました。慣れるまでに時間がかかって、最初はちょっと戸惑ってしまいました。
- アニメのギャグのノリとは結構違っていて、原作はほのぼのした日常コメディの雰囲気が薄くシュールさが強めだと感じました。アニメが好きな人にはちょっと違和感があるかもしれません。
- 巻が進むにつれて上級生キャラが増え、主人公の乱太郎たちが活躍する場面がどんどん減っていくのが個人的には少し残念でした。最初のシンプルな構成が好きだったので。
- アニメのキャラデザインのイメージで読んでいると、原作の絵柄はキャラがアニメほど可愛く描かれていないなと感じる場面がどうしても出てきます。アニメ版に慣れた目には少し辛い。
- アニメが好きでこちらを読んでみましたが、アニメと全然違う方向性なので、原作を楽しむには気持ちを切り替える必要があります。新鮮さはあるけれど、アニメ派のままでもいいかなと思いました。




