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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

シノハユ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

シノハユ

著者: 五十嵐あぐり/小林立

連載: 月刊ビッグガンガン

ジャンル: スポーツ/青春/麻雀

評価: 7.8/10

あらすじ

島根県松江市で叔父の家に身を寄せる小学5年生の白築慕。行方がわからなくなった母に、いつか自分を見つけてもらいたい。そのために選んだのは、大好きな麻雀で全国のてっぺんに立つという道でした。小学生の大会、中学生の大会と勝ち進むたび、目の前には未来のトッププロや、その時代の日本代表クラスの打ち手が次々と現れます。強い子ほど、家族や心に何かを抱えているのも見逃せないところ。一途でけなげな慕が、離れた誰かを思う気持ちを胸に牌をつかむ姿は、まぶしくて少し切ない。やがてプロになる者たちの、まだ幼かった日々。青春もその先の人生も麻雀とともにある、少女たちの夜明け!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 麻雀の大会を舞台に、小学生のころから本気で勝負に向き合う少女たちを追いかけたい人
  • 行方のわからない母に見つけてもらうため麻雀に打ち込む、一途でけなげな主人公を応援したい人
  • 対局の派手な演出より、未来のプロたちの子ども時代や過去の物語をじっくり味わいたい人

向いていない人

  • 物語がどんどん先へ進む展開を好み、回想や心の内側の描写が長く続くとつらく感じる人
  • 麻雀漫画なら卓の上の勝負こそ主役であってほしいと考え、対局の駆け引きをたっぷり読みたい人
  • 離婚や行方不明といった重い家庭事情を抱えた登場人物が次々に出てくる展開が続くと、しんどく感じる人

良い感想・レビュー

  • 本編とはまた違う角度から同じ世界を描いている一冊です。派手な展開を予想していたら思ったより落ち着いた雰囲気で、初期のころの本編を思い出させるよい感じでした。
  • 表紙から田舎の青春ものだと思って手に取ったら、まさかの麻雀漫画。それでも絵の独特な間や空気感がやっぱり好きで、あっという間に読み終わるほど楽しめた。
  • 主人公のひたむきで健気なところは、本家ゆずりの持ち味そのもの。展開もサクサク進むから気持ちよく読めるし、鳥が必殺技になっているのも楽しいポイント。
  • 小学生や中学生の大会が中心なのに、子どものころから本気で麻雀に打ち込む子がたくさん出てくる。未来のトッププロや日本代表、世界最強クラスまでばんばん現れ、本編より強い顔ぶれがそろうのがすごい。
  • 絵には本家とはまた違う可愛らしさがあります。読んでみてもおもしろく、主人公が麻雀でどんな力を持っているのか、続きの巻でどう見せてくれるのか楽しみです。

悪い感想・レビュー

  • 過去の回想や心理描写そのものは悪くないものの、前の話をなぞる場面が多い気がする。ストーリーがほとんど進まないまま一冊が終わるのは、正直ちょっとしんどい。
  • 本編とくらべると麻雀はサブくらいの扱いで、メインはプロたちの過去です。誰かを思う気持ちでそれぞれが変わっていく話が中心で、対局の熱さを期待すると肩すかしかもしれません。
  • 絵の雰囲気がどれだけ好きでも、麻雀という題材そのものが合わないと、続きを買うかは迷うところです。麻雀ものだと知らずに手に取ると、予想とのずれが大きいでしょう。
  • 麻雀の強い子は家庭環境か性格のどちらかに問題を抱えていることがほとんどです。あちこちで離婚したり行方がわからなくなったりするので、さすがに多すぎないかと苦笑いしてしまいました。
  • スピンオフがまた増えたのかという気持ちは正直ある。しかも子どもの時点で本編のキャラよりはるかに強い人がぞろぞろ出てくるので、強さの面でちょっと恐ろしい。

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