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ゴブリンスレイヤー の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ゴブリンスレイヤー

ゴブリンスレイヤー

著者: 黒瀬浩介蝸牛くも

連載: 月刊ビッグガンガン

ジャンル: アクション冒険ダークファンタジー

評価: 9/10

あらすじ

辺境のギルドに所属する無名の冒険者・ゴブリンスレイヤーは、弱小と侮られがちなゴブリンのみを徹底的に狩り続ける異端の戦士。凄惨な被害を生むゴブリンの脅威を誰よりも理解する彼は、知恵と準備、容赦のない戦術で巣を殲滅していく。仲間との出会いを重ねながらも、彼の戦いは常に生死と狂気の境界線にある。

良い所

  • ゴブリンを徹底的に弱くも恐ろしい存在として描き、油断すれば死ぬ世界観に強い緊張感があった。
  • 力押しではなく罠や準備を重視する戦闘描写がリアルで、戦術漫画として非常に読み応えがある。
  • 主人公の無口で不器用な人間性が少しずつ描かれ、仲間との関係性に心を掴まれた。
  • ダークな世界観の中でも日常パートとの緩急があり、物語に深みが出ていると感じた。
  • ファンタジーでありながら冒険者の現実的な立場や命の重さを突きつけてくる点が印象的だった。

悪い所

  • 序盤の残酷描写がかなり強く、精神的に読むのが辛い場面があった。
  • ゴブリン討伐に特化しているため、展開が単調に感じる巻もある。
  • 主人公が寡黙すぎて感情移入するまで時間がかかった。
  • 世界観や設定の説明が少なく、初見では分かりづらい部分があった。
  • ダーク描写が前面に出すぎて、純粋な冒険ファンタジーを期待すると好みが分かれる。

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