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スーパーカブ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

スーパーカブ

スーパーカブ

著者: トネ・コーケン/蟹丹

連載: コミックNewtype

日常青春

評価: 8.2/10

あらすじ

山梨の高校に通う小熊は、家族も友人も趣味もなく、空虚な日々を送っていた。ある日、中古のスーパーカブを手に入れたことで生活が一変する。通学や買い物、そして仲間との出会いを通じて、彼女は少しずつ世界を広げていく。バイクと共に成長していく少女の姿を描いた青春ストーリー。

良い所

  • 小熊の孤独な日常がカブを通じて変わっていく過程が丁寧で感動した。
  • バイクの描写が細かく、実際に乗っているようなリアリティを感じた。
  • 静かな雰囲気の中に温かさがあり、読後感が心地よかった。
  • 友情や成長が自然に描かれていて、青春漫画としても楽しめた。
  • 絵柄が柔らかく、風景描写が美しくて作品世界に引き込まれた。

悪い所

  • 展開がゆっくりで、物語の進行が遅く感じる部分があった。
  • バイクの説明が細かすぎて、興味がない人には冗長に思えた。
  • キャラクターの感情表現が控えめで、淡々としすぎていると感じた。
  • 大きな事件や盛り上がりが少なく、刺激を求める読者には物足りない。
  • 小熊以外のキャラクターの掘り下げが浅く、印象が薄い部分があった。

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