レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
杖と剣のウィストリア の感想と評価(良いところ、悪いところ)
杖と剣のウィストリア
連載: 別冊少年マガジン
評価: 9.1/10
あらすじ
魔法なき少年が、剣を手に頂を目指す。大森藤ノ(原作)と青井聖(漫画)が、圧倒的な「王道」感と、美麗かつ迫力満点の筆致で描き出す、魔法至上主義の世界で魔法が全く使えない少年・ウィルが、幼い日の大切な約束を果たすため、剣一本で魔法学院という「逆境」を切り拓いていく衝撃のファンタジー・アクション。才能という壁、周囲の冷徹な視線、そして立ちはだかる強大な魔物。ウィルの放つ一撃は、魔法の理(ことわり)さえも打ち破るのか。美麗な風景描写と、魂を揺さぶる激闘の連続。至高の魔法学園ファンタジー、堂々開幕!
良い所
- とにかくバトルシーンの描き込みと躍動感が凄まじすぎて、私、ウィルの放つ一撃の重みに、最高の没入感と素晴らしい感動を味わいながら一気に読み耽りました。最高のファンタジー漫画です。
- 青井先生の描くキャラクターやエフェクトが非常に美麗で、私、一コマ一コマに溢れる『魔法の色彩』に不覚にも魂を震わせる素晴らしい体験をしました。傑作です!僕のイチ押し!
- 物語のテンポが非常に速くかつ熱く、僕、ページを捲るたびに『ウィル、行け!』と思わず拳を握る素晴らしい多幸感を味わいました。これ以上に『正統』な学園ファンタジーはありません。神漫画!
- 絵のタッチが非常に清潔感がありかつ迫力に満ちていて、私、一コマ一コマから生命の『叫び』がダイレクトに伝わってくるようでした。僕にとってこれ以上に『刺激的』な漫画はありません。最高!
- 読み終わった後のこのズシリとした満足感。私、これほどまでに誠実で不器用な少年の努力の物語に出会えて幸せです。最終回までウィルの挑戦を全力で見守りたいです!
悪い所
- 非常に心地よくて面白いですが、とにかく王道の『努力と才能(あるいは隠れた資質)』の物語のため、僕のような捻った設定やドライな展開を好む読者には、時時物語のノリに素直に没入できない瞬間があるかもしれません。ド直球です!
- 設定は秀逸ですが、物語の展開が時々あまりにもドラマチックすぎて、僕としては時々『もう少し落ち着いたシーンもたまには見たかったかな』という贅沢な不満も少しありました。安定感のあるハイテンションです。
- 情報の密度が高いというよりは、勢いと圧倒的な画力で読ませる面が非常に強いため、私、時時そのハッピーなノリに置いていかれそうになって、純粋なエンタメとして没入できない瞬間がたまにありました。
- 一度読み始めると一気に読めますが、僕にとっては少し情報の整理が『重厚すぎて疲れる(固有名詞的に)』部分があり、読了後に本当にどっと疲労感を感じました。私、精神状態が良い時にしか読めません。
- 万人受けする作品だからこそ、僕には少し『少年誌特有の特定の型にはまった演出』に寄りすぎているように感じられることがありました。私個人の感性の問題ですが、もう少しドライな現場の厳しさも欲しかったです。





