レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ヲタクに恋は難しい の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ヲタクに恋は難しい

ヲタクに恋は難しい

著者: ふじた

連載: comic POOL

ジャンル: オタク日常青年マンガラブコメ

評価: 8.6/10

あらすじ

隠れ腐女子のOL・桃瀬成海は、転職先の会社で幼馴染の二藤宏嵩と偶然再会する。ルックスが良く有能な宏嵩だが、実は彼は重度のゲームヲタクだった。周りにオタクであることを隠している成海は、宏嵩にヲタバレすることを恐れるが、彼にはあっさりと見抜かれてしまう。「オタク同士なら気を使わずに付き合える」という宏嵩の提案により、ひょんなことから二人は交際をスタートさせる。ヲタク特有の趣味やこだわりに振り回されながらも、不器用な二人は少しずつ恋人としての距離を縮めていく。先輩の樺倉や花子といった個性豊かなオタク仲間たちも加わり、共感必至の「ヲタクあるある」と甘酸っぱい恋模様が展開される大ヒットラブコメディ!

良い所

  • 隠れ腐女子と重度のゲーヲタの幼馴染が織りなす不器用な恋愛模様が最高に面白いです。お互いに気を遣わず、ヲタク全開で過ごせる関係性が理想的で、読んでいてホッコリしました。
  • ヲタク特有の「あるあるネタ」や会話のノリが非常にリアルで、思わずクスッと笑ってしまいます。成海と宏嵩だけでなく、先輩カップルの樺倉と花子の掛け合いも魅力的で大好きです。
  • 恋愛漫画としての胸キュン要素もしっかりありつつ、ギャグのテンポが良くてサクサク読めます。宏嵩がたまに見せる成海への真っ直ぐな愛情表現に、何度もキュンとさせられました。
  • 同僚やオタク友達としての距離感から、少しずつ恋人としてのステップを踏んでいく過程が愛おしいです。大人の恋愛なのにどこか初々しくて、見守りたくなるような温かさがあります。
  • アニメやゲームの小ネタが散りばめられていて、オタクなら絶対に共感できる内容ばかりです。絵も可愛らしく、キャラクターたちの表情豊かなやり取りにいつも癒やされています。

悪い所

  • オタク特有の専門用語やネットスラングが頻繁に飛び交うので、そういった文化に馴染みがない人には何を言っているのか理解しづらく、置いてけぼり感があるかもしれません。
  • 二人の恋愛がなかなか進展せず、ずっと同じようなテンションの日常エピソードが続くため、ストーリーに大きな起伏や劇的なドラマを求める私には少し単調に感じてしまいました。
  • 主人公の成海が自分の趣味を優先しすぎて、宏嵩への気遣いが足りないように見える描写が時々あり、読んでいて少しイライラしてしまいました。もう少し恋人らしい甘い展開が見たかったです。
  • キャラクターたちの言動が、いかにも「オタクが考えた理想のオタク」という感じで少し不自然に感じました。現実のオタクはもっとドロドロしているので、綺麗な部分だけを切り取りすぎている気がします。
  • 基本的にはコメディとして面白いのですが、恋愛ものとしては少し物足りなさを感じます。ずっと友達の延長線上のような関係が続くので、ラブコメの「ラブ」をもっと強くしてほしかったです。

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