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寄宿学校のジュリエット の感想と評価(良いところ、悪いところ)
寄宿学校のジュリエット
著者: 金田陽介
連載: 週刊少年マガジン/別冊少年マガジン
評価: 8.9/10
あらすじ
寄宿学校・ダリア学園には、東和国寮とウエスト公国寮という敵対する二つの勢力が存在する。東和国寮の1年生リーダー・犬塚露壬雄は、宿敵であるウエスト公国寮の1年生リーダー・ジュリエット・ペルシアに密かに想いを寄せていた。命がけの告白を経て両想いとなった二人だが、その関係は絶対に周囲に知られてはならない。学園内外の対立や試練を乗り越えながら、二人は秘密の恋を育んでいく。
良い所
- 主人公とヒロインの掛け合いがテンポ良く、読んでいて微笑ましい。
- ラブコメとしての甘さと学園バトルの熱さが絶妙に融合している。
- 絵柄が綺麗でキャラクターの表情が豊かに描かれている。
- 脇役にも魅力があり、物語全体に厚みを与えている。
- シリアスとコメディのバランスが良く、最後まで飽きずに読める。
悪い所
- 設定や展開が王道すぎて、意外性に欠ける部分がある。
- 恋愛の進展がゆっくりで、じれったく感じる巻もある。
- 同じパターンのギャグややり取りが繰り返されることがある。
- 敵対関係の背景説明が浅く、世界観に深みが足りない。
- 終盤の展開が駆け足で、もっと丁寧に描いてほしかった。





