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ワンダンス の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ワンダンス

ワンダンス

著者: 珈琲

連載: 月刊アフタヌーン

青春ダンス

評価: 9/10

あらすじ

人付き合いが苦手で吃音を抱える高校生・小谷花木は、自分を抑えて周囲に合わせる日々を送っていた。そんなある日、自由奔放に踊る同級生・湾田光莉と出会い、その姿に心を奪われる。ダンス未経験ながらも彼女に誘われ、ストリートダンスの世界へ足を踏み入れた花木は、仲間やライバルとの出会い、練習や大会を通して、自分らしさを見つけていく。

良い所

  • ダンスシーンの描写が圧倒的に躍動感があり、音楽が聞こえてくるような臨場感がある。
  • 吃音というテーマを丁寧に扱い、主人公の葛藤と成長がリアルに伝わる。
  • キャラクター同士の関係性が自然で、会話のテンポも心地よい。
  • ストリートダンス文化へのリスペクトが感じられ、リアリティが高い。
  • 青春の喜びや苦悩が詰まっており、読後に前向きな気持ちになれる。

悪い所

  • ダンス用語や専門的な説明が多く、初心者にはやや難しい部分がある。
  • 展開がゆっくりで、物語の進行を遅く感じる巻もある。
  • 主人公の内面描写が多く、アクション性を求める人には物足りない。
  • 登場人物が増えるにつれ、一部キャラの掘り下げが浅くなる。
  • 大会やイベントの描写が長く、テンポが間延びすることがある。

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