最終更新日:

白山と三田さん の感想と評価(良いところ、悪いところ)

白山と三田さん

白山と三田さん

著者: くさかべゆうへい

連載: 週刊少年サンデー

青春コメディラブコメシュール

評価: 8.7/10

あらすじ

田舎町に住む高校生・白山辰彦は、東京に行くことを夢見てアルバイトに励む日々を送っていた。ある日、田んぼに落ちていた三田建設の社長を助けたことから、その孫娘・三田民子と付き合うことになる。ラジオ好きで地味な白山と、ゴルゴ13に憧れるクセの強い民子。波長は合うが個性的すぎる二人が織りなす、ゆるくも愛おしい高校生カップルの日常を描くラブコメディ。

良い所

  • 二人の掛け合いが独特で、淡々としていながらもじわじわ笑える。
  • 田舎の空気感や日常描写がリアルで、舞台背景に温かみがある。
  • 主人公同士の距離感が絶妙で、恋愛要素とコメディのバランスが良い。
  • クセのあるキャラクター造形が魅力的で、脇役も印象に残る。
  • 派手さはないが、読後にほっこりする心地よさがある。

悪い所

  • 大きな事件や展開が少なく、刺激を求める読者には物足りない。
  • 会話中心で進むため、テンポがゆっくりに感じることがある。
  • 地味な雰囲気が続くので、好みによっては飽きやすい。
  • 恋愛の進展が緩やかすぎて、もどかしさを感じる場面がある。
  • ギャグが淡白で、爆笑を求める人には合わない。

同じジャンルの漫画