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最終更新日:

僕の心のヤバイやつ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

僕の心のヤバイやつ

僕の心のヤバイやつ

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著者: 桜井のりお

連載: マンガクロス/週刊少年チャンピオン

ジャンル: 少年マンガ青春ラブコメ学園

評価: 9.4/10

あらすじ

重度の中二病を抱え、クラスの美少女・山田杏奈を殺害する妄想に耽る陰キャ少年・市川京太郎。しかし、図書室で密かに彼女を観察するうちに、モデルとしての華やかな外見とは裏腹に、無邪気にお菓子を食べまくるなど残念な「素の顔」を知っていく。正反対な二人が図書室という閉鎖空間で少しずつ心の距離を縮めていく過程は、驚くほど繊細で甘酸っぱい。思春期特有の歪んだ自意識や初恋の戸惑いを、桜井のりおが神がかった演出力と緻密な心理描写で描き出す。ページをめくるたびに、尊さと切なさが押し寄せる新世代学園ラブコメディの最高傑作!

良い所

  • 市川の緻密な心理描写が本当に凄くて、思春期の不安定な自意識に共感しすぎて何度も涙が出ました。二人がお互いを想い合って成長していく姿は、まさにラブコメの最高到達点だと確信しています!
  • ヒロインの山田がとにかく可愛いです!モデルなのに食いしん坊で無防備なギャップに、すっかり心を奪われました。言葉に頼らない視線や仕草での演出が天才的で、毎巻読み終わるのが惜しい名作です。
  • 最初は「ヤバイやつ」だった市川が、山田を守るために勇気を出す姿に感動しました。ただのイチャイチャではなく、お互いの内面を尊重する深い絆が丁寧に描かれていて、読むたびに心が温かくなります。
  • ページをめくるたびに、忘れかけていた初恋の瑞々しさを思い出して胸が締め付けられます。図書室での小さなやり取りが、世界で一番ドラマチックに感じられる圧倒的な構成力には、いつも脱帽しています。
  • ニヤニヤが止まらない最高の多幸感を味わえました!二人を取り巻くサブキャラたちも皆いい人で、学園生活の解像度が非常に高い。私にとって、これ以上ないほど尊くて愛おしい人生のバイブルです。

悪い所

  • 第1話の「山田を殺したい」という中二病全開のモノローグに、最初はかなり引いてしまいました。純粋なラブコメを期待していた私には、導入の殺伐としたノリが少し怖くて、中々入り込みにくかったです。
  • 物語が進むにつれて増えてくる、思春期特有の生々しい性的メタファーや演出に、少し戸惑いを感じてしまいました。中学生の純愛を期待していたので、独特のフェティシズムが強すぎて苦手な場面があります。
  • 主人公の市川の言動が、あまりにもリアルな黒歴史を想起させるため、見ていて共感性羞恥が凄まじいです。痛々しさが勝ってしまい、物語の世界に没入できないまま読み進めるのが辛い瞬間がありました。
  • 桜井先生の描く独特な絵柄のクセに慣れるまで時間がかかりました。キャラクターの造形が少しデフォルメされすぎているため、シリアスなシーンでもギャグっぽく見えてしまい、冷めてしまうことがありました。
  • 初期の図書室でのひっそりした雰囲気が大好きだったのですが、巻数が進んで周りの登場人物が増えてからは、少し騒がしくなった気がします。もっと二人だけの静かな距離感をじっくり見たかったです。

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