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BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- の感想と評価(良いところ、悪いところ)

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-

BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-

著者: 池本幹雄岸本斉史

連載: 週刊少年ジャンプ/Vジャンプ

ジャンル: 少年漫画バトルアクション忍者

評価: 8.3/10

あらすじ

七代目火影・うずまきナルトの息子、ボルト。偉大な父への反抗心と、平和な時代ゆえの忍の在り方の模索。岸本斉史監修、池本幹雄が描く、次世代の忍たちの物語。科学忍具という新要素、および「殻」を名乗る謎の組織。かつての戦友たちの成長した姿と、ボルトが背負う過酷な運命。ナルトの伝説を越え、ボルトが自らの「物語」を切り拓く!

良い所

  • 青年編(TWO BLUE VORTEX)以降の怒涛の展開が熱いです!ナルトたちの時代とは異なる、科学忍具や新しい忍術を駆使したスタイリッシュな戦闘が新鮮で、次世代の忍としての覚悟に引き込まれます。
  • 天才肌のボルトが、「偉大な父」という大きな壁との葛藤を経て成長していくドラマが秀逸です。ナルトの努力型とは対照的な彼の葛藤と、親子間の相互理解のプロセスに、旧作ファンとしても深く感動しました。
  • 文明レベルが向上した平和な里での、「忍の定義」への問いかけが深い。科学忍具という便利さと、修行による力の対比を通じて、現代的なテーマを忍の世界に上手く落とし込んでいる点に、知的好奇心を刺激されます。
  • 登場人物たちの数年後の外見や内面の変化が丁寧に描かれており、「ナルトの後の世界」を生きている実感があります。強大な敵の出現により、物語が新たな局面を迎えた時のワクワク感は、まさに王道少年漫画です。
  • 池本先生独自の、現代的なファッション感覚を取り入れた作画が格好良い。月刊連載ならではの、1話ごとの情報密度の高さと、先の読めないミステリアスなストーリー展開に、毎月ページをめくるのが楽しみです。

悪い所

  • 岸本先生のタッチとは異なる、独特の絵柄に対する戸惑いが最後まで拭えない場面がありました。キャラクターのデザインの変化に好みが分かれるため、旧作のイメージを強く持っていると、違和感がノイズになります。
  • 一部のサブキャラクターたちの影が薄いのが残念です。ボルトや主要人物に焦点が当たりすぎるあまり、他の同期メンバーの活躍や成長が見えにくく、もっと多様なキャラクターの「個性」を活かしてほしかったです。
  • 月刊連載というペース上、物語の展開が早く説明不足に感じる箇所がありました。特定の解説シーンが続く時期もあれば、バトルの決着が急に感じられることもあり、週刊連載のような緩急を求めていると少し不完全燃焼。
  • 科学忍具の設定が、「忍術による創意工夫の面白さ」を削いでいるように見える瞬間がありました。道具で解決できてしまう便利さが、かつての泥臭い戦術を愛していた読者にとっては、少し物足りなさを感じる原因です。
  • 偉大な父ナルトの存在感が強すぎて、「ボルト自身の魅力」が霞んでしまう時期がありました。ナルト超えを期待するあまり、ボルトの行動が身勝手に見えてしまうこともあり、主人公への共感に時間がかかるのが惜しいです。

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