レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

ニンジャスレイヤー の感想と評価(良いところ、悪いところ)

ニンジャスレイヤー

ニンジャスレイヤー

著者: ブラッドレー・ボンドフィリップ・N・モーゼズ田畑由秋余湖裕輝

連載: 月刊コンプエース/コンプティーク

ジャンル: 少年マンガサイバーパンクアクション忍者

評価: 8.7/10

あらすじ

重金属酸性雨が降りしきる魔道都市・ネオサイタマ。妻子をニンジャに殺されたサラリーマン、フジキド・ケンジ。死の淵で謎のニンジャソウル「ナラク」に取り憑かれた彼は、復讐の鬼「ニンジャスレイヤー」として蘇る!邪悪なニンジャ組織「ソウカイヤ」を壊滅させるべく、フジキドは凄まじいカラテを武器に、血で血を洗う戦いへと身を投じていく。唯一無二の言語センス「忍殺語」が飛び交う異常な世界観と、圧倒的な画力で描かれるダイナミックなアクションが読者の脳を激しく揺さぶる。復讐の炎がネオンの街を焼き尽くす、全米震撼のサイバーパンク・ニンジャ活劇がここに誕生!

良い所

  • 「実際安い」などの忍殺語がとにかく癖になります!独特の言い回しが頭から離れず、気づけばこの異常な世界観の虜になっていました。言葉の勢いに乗って一気に読み進める快感は、他の漫画では絶対に味わえません。
  • 余湖先生の圧倒的な画力に痺れました!ネオサイタマの不気味な風景や、爆発四散するニンジャたちの躍動感が凄まじいです。一コマ一コマの熱量が半端じゃなく、ページをめくる手が震えるほどの迫力に圧倒されました。
  • 間違った日本観がシュールで笑えるのに、ストーリーの根底にある復讐劇は超シリアスで熱い!この落差がたまらなく好きです。フジキドの孤独な戦いを見守るうちに、何度も胸が熱くなって全力で応援していました。
  • ヤクザ天狗など強烈なキャラクターが次々と登場して、毎巻ワクワクが止まりません。アイサツから始まる独自の様式美もかっこよくて、理屈抜きに楽しめる最高のエンタメ作品。私の人生を彩る大切な一冊になりました。
  • 原作小説の雰囲気を壊さず、さらに漫画ならではの演出が加わって完璧なコミカライズだと感じました。サイバーパンクな世界観にどっぷり浸れる没入感が凄まじい。アクション好きなら絶対に読んで後悔しない傑作です!

悪い所

  • 独特すぎる忍殺語や専門用語が多すぎて、最初は意味がわからず置いてけぼり感がありました。慣れるまでセリフが頭に入ってこず、物語の内容を把握するのにかなり苦労したので、読む人を選ぶ尖った作品だと感じます。
  • 殺戮シーンや欠損描写があまりにも凄惨で、耐性がない私にはかなり刺激が強すぎました。血飛沫が飛び散るバイオレンスな展開が全編続くので、夜に一人で読むと少し怖くなってしまい、正直読み進めるのが辛かったです。
  • エピソードごとに時系列が前後したり、話が急に飛んだりすることがあるので、一気に読まないと全体像が掴みきれませんでした。サクサクと順を追って物語を楽しみたい私には、少し構成が複雑で疲れを感じてしまいました。
  • 画面の情報量が極めて多く、構図もアーティスティックすぎて何が起きているのか視覚的に把握しづらい瞬間がありました。特に激しい乱戦シーンでは状況が掴みにくく、もう少しスッキリした描写の方が好みでした。
  • 設定がどこまで本気なのか、ふざけているのか分からなくて最後まで馴染めませんでした。トンチキな世界観にどうしても違和感を覚えてしまい、シリアスな復讐劇として楽しもうとしても集中できず残念に思いました。

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