レビュー著者: 漫画よしあし
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地獄先生ぬ~べ~ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
地獄先生ぬ~べ~
連載: 週刊少年ジャンプ
評価: 9/10
あらすじ
童守小学校に赴任してきた5年3組の担任「ぬ~べ~」こと鵺野鳴介は、普段はドジで貧乏でお調子者の愛すべき先生だが、実は日本でただ一人の霊能力教師だった。彼の左手には、かつて悪霊を封じ込めた無敵の武器「鬼の手」が隠されている。妖怪や悪霊が引き起こす奇怪な事件から愛する生徒たちを守るため、ぬ~べ~は自らの命を懸けて戦いに挑む。恐ろしい都市伝説や妖怪たちとの息詰まるホラー展開だけでなく、笑いあり涙ありの人間ドラマや、お色気要素も含んだコメディが絶妙なバランスで描かれている。時に因果応報や道徳的な教訓も織り込まれており、単なるホラーアクションの枠を超えて心に響く物語が展開される。90年代の「週刊少年ジャンプ」黄金期を代表する、笑って泣けて、そして本気で怖い、オカルト学園アクションの金字塔!
良い所
- 普段は頼りないけれど、生徒がピンチの時には絶対に助けてくれるぬ〜べ〜が本当にかっこいいです!「俺の生徒に手を出すな!」のセリフは何度見ても鳥肌が立ちます。
- 妖怪や都市伝説のお話が本気で怖くて、子供の頃はトラウマになりそうでした(笑)でも、ただ怖いだけでなくギャグや人情話が挟まるので、バランスが絶妙で一気に読めます。
- 玉藻やゆきめなどの妖怪キャラクターがとても魅力的です。最初は敵だった彼らが、ぬ〜べ〜や人間たちと触れ合う中で絆を深めていく展開に胸が熱くなります。
- ただ妖怪を退治するだけでなく、因果応報や自業自得といった教訓めいたお話が多くて、大人になってから読み返すとまた違った深みを感じます。人生の教科書のような漫画です。
- エッチなハプニングやドタバタコメディも楽しくて、90年代のジャンプらしい熱気と勢いを感じます。一話完結型のお話が多いので、サクサクと読み進められるのも良いですね。
悪い所
- ホラー描写がかなりリアルでグロテスクなシーンも多いため、怖いのが苦手な人や小さな子供には刺激が強すぎるかもしれません。夢に出てきそうなくらい恐ろしい妖怪もいます。
- 昭和から平成初期の時代背景や価値観が色濃く反映されているため、現代の感覚からするとセクハラまがいのギャグや少し不適切に感じる描写があり、少し引いてしまう瞬間があります。
- 少年漫画なので仕方ないですが、お色気シーンやパンチラなどが頻繁に登場するので、純粋にホラーだけを楽しみたい人にとっては、そういった描写が邪魔に感じてしまうかもしれません。
- 巻数が進むにつれて、ホラー要素よりもバトル漫画やラブコメ要素の比重が大きくなっていくので、初期のような純粋に怖いオカルト話を期待していると少し物足りなさを感じます。
- 登場人物の小学生たちの行動が、自業自得とはいえあまりにも軽率でトラブルを招くことが多いため、読んでいて少しイライラしてしまうエピソードがありました。





