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最終更新日:

地獄先生ぬ~べ~NEO の感想と評価(良いところ、悪いところ)

地獄先生ぬ~べ~NEO

地獄先生ぬ~べ~NEO

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著者: 真倉翔岡野剛

連載: グランドジャンプ

ジャンル: ヒューマンドラマオカルトホラー学園

評価: 8.2/10

あらすじ

かつての教え子・稲葉郷子が新米教師として戻ってきた童守小学校。そこへ、九州の学校を立て直した「ぬ~べ~」こと鵺野鳴介が再び赴任してくる。現代の闇が妖怪を呼び寄せ、子供たちを襲う中、ぬ~べ~は再び鬼の手を振るう。SNSトラブルやモンスターペアレントなど、現代特有の問題に立ち向かう、正当なる続編がここに開幕!

良い所

  • 成長した郷子ちゃんが先生として頑張っている姿を見た瞬間、涙が出そうになりました。前作のファンへのサービス精神が旺盛で、かつてのキャラクターが要所で登場する展開に、毎回胸が熱くなります。
  • SNSトラブルや現代のいじめ問題など、今の時代ならではの闇を妖怪と絡めて描く手法が非常に上手いです。単なる懐古趣味に終わらず、現代の教育現場への鋭い問題提起としても十分に読み応えがあります。
  • ぬ~べ~の「生徒を命がけで守る」という熱い信念が、十数年経っても全くブレていないのが最高に嬉しい。彼の一言一言が心に刺さり、今の時代にこそ必要なヒーロー像だと再確認させてくれました。
  • 鬼の手の力がハリボテ状態から始まるという制約が、バトルに良い緊張感を与えています。力押しだけでなく、霊能力者としての工夫や修行で補っていく過程に、ぬ~べ~自身の成長を感じられて面白いです。
  • シリーズ伝統の「少し怖くて、少しエッチで、最後は熱い」という安定の面白さが継承されています。新旧の読者が楽しめるバランスが絶妙で、安心してこの世界観に没入できる信頼感があります。

悪い所

  • 前作のトラウマ級の怖さを期待していると、少しマイルドに感じて物足りなさを覚えるかもしれません。現代の妖怪は少しドライな描かれ方が多く、昔のような背筋が凍るような不気味さが薄れた印象です。
  • 玉藻のような強烈なカリスマ性を持つライバルの不在が、物語の全体的な緊張感を少し削いでいる気がします。個々のエピソードは面白いのですが、大筋での宿敵とのヒリつくような対峙をもっと見たいです。
  • サービスシーンの入れ方が、たまに今の時代には強引すぎると感じる瞬間がありました。昔のジャンプのノリを大切にしているのは分かりますが、物語のテンポを崩してまで入れる必要はないかなと思う回も。
  • 後半の組織的な敵との戦いが、これまでの「学校の怪談」的な雰囲気と少しズレていて、戸惑いを感じました。もっと身近な恐怖や妖怪との交流を軸にしてほしかった、というのが正直な感想です。
  • 一部の生徒たちの問題解決が、ぬ~べ~の説教だけで綺麗に終わってしまうのが、少し物足りなく感じることも。現代の複雑な闇を描いている分、解決のプロセスにもう少し深みが欲しかったです。

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