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ライドンキング の感想と評価(良いところ、悪いところ)
ライドンキング
著者: 馬場康誌
連載: 月刊少年シリウス
評価: 9/10
あらすじ
プルジア共和国の終身大統領アレクサンドル・プルチノフは、あらゆるものを“乗りこなす”ことに情熱を注ぐ男。武術や政治の世界で頂点を極めた彼は、ある事件をきっかけに異世界へと転移してしまう。そこは人間と魔物が共存する世界で、オークやワイバーン、ケンタウロスなど“騎乗欲”をそそる存在が溢れていた。プルチノフは持ち前の戦闘力と交渉術で仲間を増やし、異世界を乗りこなしながら冒険を繰り広げる。
良い所
- 主人公の圧倒的なフィジカルと人間味のある性格が魅力で、読んでいて爽快感がある。
- 異世界の魔物や種族のデザインが個性的で、騎乗シーンの迫力が素晴らしい。
- バトル描写が緻密で、格闘技の知識を活かした戦闘シーンが新鮮。
- シリアスな展開の中にコミカルなやり取りが挟まれ、緩急のバランスが良い。
- 政治家としての経験を活かした交渉や戦略が物語に深みを与えている。
悪い所
- 主人公が強すぎて緊張感が薄れる場面がある。
- 騎乗シーンやバトルが中心で、物語の進行が遅く感じる巻もある。
- 登場キャラクターの掘り下げが浅く、背景が分かりにくい人物もいる。
- ギャグやサービスシーンが好みに合わないと感じる読者もいる。
- 異世界の設定や用語が多く、初見では理解しづらい部分がある。





