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黄泉のツガイ の感想と評価(良いところ、悪いところ)
黄泉のツガイ
著者: 荒川弘
連載: 月刊少年ガンガン
評価: 9/10
あらすじ
山奥の村で双子の妹・アサと暮らす少年・ユルは、外界から隔絶された平穏な日々を送っていた。しかしある日、村を襲った襲撃者によって妹が連れ去られ、ユルは“ツガイ”と呼ばれる異能の存在を操る力を得る。妹を取り戻すため、そして村の真実を知るため、ユルは外の世界へと旅立つ。そこで待ち受けるのは、ツガイを巡る陰謀と壮絶な戦いだった。
良い所
- 序盤から緊張感のある展開で一気に物語に引き込まれる。
- ツガイの能力や設定が独創的で、バトル描写に迫力がある。
- 主人公の成長と覚悟が丁寧に描かれていて感情移入しやすい。
- 背景美術や衣装デザインが細かく、世界観に厚みがある。
- 伏線が巧妙に張られており、読み進めるほど謎が深まっていく。
悪い所
- 固有名詞や設定が多く、序盤は理解するのに時間がかかる。
- 説明が少なく、世界観の全貌が掴みにくい場面がある。
- シリアスな展開が続き、軽い息抜きの場面が少ない。
- 登場人物が多く、関係性を把握するのが難しい。
- 物語の進行がゆっくりで、テンポが合わないと感じることがある。




