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幽遊白書 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

幽遊白書

幽遊白書

著者: 冨樫義博

連載: 週刊少年ジャンプ

アクションバトルファンタジー少年漫画

評価: 9.3/10

あらすじ

不良少年の浦飯幽助は、子供をかばって交通事故で命を落とすが、予想外の死だったため霊界も対応に困る。試練を経て蘇った幽助は霊界探偵として、人間界・霊界・魔界に関わる事件を解決していく。仲間の桑原、蔵馬、飛影と共に、暗黒武術会や魔界統一トーナメントなど数々の死闘に挑み、成長していく姿を描く。

良い所

  • 序盤の人情味あふれるエピソードから、暗黒武術会編の熱いバトルまで緩急のある展開が魅力的だった。
  • 幽助や仲間たちの成長がしっかり描かれており、友情や信頼の描写に胸を打たれた。
  • バトルシーンの迫力とテンポが良く、必殺技の演出も印象的で盛り上がる。
  • 敵キャラクターにも背景や信念があり、単なる悪役にとどまらない深みがある。
  • 冨樫義博の独特な構図や間の取り方が、物語の緊張感と臨場感を高めている。

悪い所

  • 終盤の展開が駆け足で、もっと掘り下げてほしい部分があった。
  • 暗黒武術会編以降はバトル中心になり、初期の探偵要素が薄れたのが残念だった。
  • 魔界編は盛り上がりに欠け、唐突に終わった印象を受けた。
  • キャラクターの活躍に偏りがあり、出番が少ない仲間がいた。
  • 物語の構成がやや不安定に感じられる部分があった。

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