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レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:

幽遊白書 の感想と評価(良いところ、悪いところ)

幽遊白書

著者: 冨樫義博

連載: 週刊少年ジャンプ

ジャンル: ファンタジーバトルアクション

評価: 9.3/10

あらすじ

教師も手を焼く極悪不良の浦飯幽助は、車に轢かれそうな子供をかばって命を落とす。だがその死は霊界にとっても予定外で、幽助はコエンマから生き返るための試練を課される。無事に蘇った代償として任されたのは、人間界で悪さをする妖怪を追う霊界探偵の仕事。ケンカ仲間の桑原、もとは妖怪だった蔵馬や飛影と手を組み、霊界の秘宝奪還から命を懸けた暗黒武術会、人間を憎む仙水との死闘、そして魔界を統一するトーナメントへと突き進んでいく。ゆるい人情話から始まった物語が、自分の限界を超える王道の少年バトルへと姿を変えていく、今も色褪せない冨樫義博の代表作!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • ゆるい人情話から命懸けのバトルへ、物語ががらりと化けていく緩急を一気に味わいたい人
  • 長すぎず短くまとまった王道の少年バトルを、途中でだれることなく最後まで読み切りたい人
  • 敵も味方も一人ひとり濃くて、尖った台詞回しやキャラの掛け合いにとことんしびれたい人

向いていない人

  • 大きな戦いの決着から最後の結末まで、きれいに畳まれた終わり方を破綻なく見届けたい人
  • 連載の最初から最後まで、ていねいに描き込まれた作画がずっと続くことを期待している人
  • 登場人物の命さえノリで軽く扱われていく展開に、どうしても気持ちが乗せられない人

良い感想・レビュー

  • 全19巻という短さなのに中身がぎっしり詰まっていて驚いた。飛影や桑原、蔵馬に各編の敵まで、カッコよさと可愛げが同居したキャラにすっかり惚れ込んでしまった。
  • もう昔の作品なのに、僕にはまるで色褪せて見えない。絵のセンスも、キャラの抜群にかっこいい言葉まわしも、読むたびにしびれる。冨樫先生はやっぱりすごい。
  • 最初は1話完結の人情話で、幽霊がらみの王道展開にホロリとさせられた。それが中盤からハンターに通じる巧みなバトルへ化けていく緩急に、僕はぐいぐい引き込まれた。
  • 幽助の母親が十五歳くらいで彼を産み、水商売をしながらネグレクト気味というやべぇ家庭環境に笑ってしまった。少年漫画でよくこの設定が通ったなと、変なところで感心する。
  • アニメだと戸愚呂編までが盛り上がりだけど、私は仙水からの魔界編が一番好き。万人が読みやすいバランスの良さもあって、何度読み返しても面白いと思える。

悪い感想・レビュー

  • 物語の畳み方だけはどうしても引っかかる。魔界のトーナメントは戦いが始まった途端に経過がまるごと省かれ、打ち切りみたいな急ぎ足の幕引きに拍子抜けしてしまった。
  • 後半にかけて絵がどんどん雑になっていくのが正直つらい。最終巻にいたっては後半がほぼイラスト集で、これには思わず苦笑いした。冨樫先生の疲れが透けて見える。
  • 人の醜さを描いた仙水編の消化不良っぷりがもったいない。テーマは重くて悪くないのに、もう一歩踏み込めたはずだと思うと、どうにも惜しさが残ってしまう。
  • 強いキャラがノリで命を奪う軽さが、私にはどうも肌に合わなかった。中二病全開でイキりまくる連中が鼻について、後半のバトルには素直に乗れないままだった。
  • 最初と最後で話の雰囲気が違いすぎて、統一感という点ではごった煮みたいな作品だと感じる。その場のノリで方向転換していく展開に、置いてけぼりを食らう人もいそう。

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