ドラゴンボール超 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
本音のガチ長文レビュー(ネタバレ有)
24巻まで読んだ感想です。 アニメは序盤の劇場版のみ視聴。 あのドラゴンボールの続きということで、 マンガはどうなんだろうかと若干怖いもの見たさで読んでみました。 アニメのほうでどこまでやったのか把握していないのですが、 だいぶ話としては進んでいます。 絵が似てる似てないとかはこの際、無視します。 世代的に一番馴染みがあるのはアニメ版の見た目なので。 (普通のドラゴンボールの漫画も全巻見てはいます。) 印象としては、ずっと全部バトル。 冒険はほぼ無し。人としての成長物語もほぼ無し。 ずっと戦闘が続くので読んでて疲れる。 そのバトルについても、 強さのインフレは凄いんだけど、 やってることはほぼずっと同じなので飽きる。 同じことの繰り返しという印象が強い。 王道な展開の繰り返しなので面白くはあるんだけど、 またこの流れか、、、という感想。 強さのインフレについてはなんかもうスゴイ。 ワクワク感があると同時に、よくわからなくて着いていけない。 身勝手の極意とかあんまり意味がわかっていない。 一見無敵そうなのに、普通に負ける。 ちゃんとした強さの理解はあきらめて「なんかパワーアップした!」で読んだ。 昔のZ戦士たちは、だいたいこんな感じで「なんかパワーアップ」します。これが一番の楽しみポイント。 にも関わらず、亀仙人が普通に活躍できるシーンがあったりするので戸惑う。。。 でも、亀仙人とか懐かしいキャラが活躍すると、 結局盛り上がっちゃうんだよなぁ。悔しい。 ストーリーは、どんどん新編に進んでいきます。 展開が早いのは良いんですが、あのキャラって結局なんだったの?が多い。 新編に進んだ瞬間に、いきなり歯が立たない相手が出てくるので、 前回のあいつなんだったの感がスゴイ。 ダラダラ長引くよりは良いと思うけど、 もうちょっと掘り下げるようなところも欲しかった。 印象に残るのはビルスがギリギリ。 ザマスのあとに出てくる人たちは名前すら憶えていないキャラ多い。 ケフラとか並行宇宙のキャラはもっと絡んで欲しかった。 新編との合間に日常シーンとか入れてほしかった。 面白そうなキャラだと思うのでもったいない。 ブロリー編をざっくり切ってあるので、色んな事情もあったんだろうなとは思う。 これだけ大きな作品の続編だと、大人のしがらみも相当めんどくさいだろうと邪推。 ドラゴンボールっていう大元があるから、ここまで読めたけど、 正直単体の漫画だったら数巻で離脱してると思う。 でも、「これもドラゴンボールだから」で読めてしまうんですよね。本当すごい。 ドラゴンボールで育った世代の人なら、 大きな期待はせずに、 久々にドラゴンボールを味わってみるかぁぐらいの軽い気持ちで、 読んでみても良いと思います。 「あのドラゴンボールの続編!?マジか!読んでみよう!」の期待には絶対に応えられません。 「評判イマイチらしいけどどうなの…?」ぐらいの気持ちで読んだら、意外と普通に楽しめます。 あと、なにかの拍子にドラゴンボール談義になったら、 『でも全王様が出てきたら終わりだから』と言えるように、 並行宇宙編までは履修しておいて損はないです。(孫だけに…!)
良い所
- とよたろう先生の描く悟空たちの姿が、驚くほど鳥山先生のタッチを継承していて感動しました。特に身勝手の極意の発動シーンなどは、あの頃のワクワク感が一気に蘇ってきて、ページをめくる手が止まりませんでした。
- 銀河パトロール囚人編やグラノラ編といった漫画オリジナルの長編が、非常に重厚で面白いです。アニメ版の先を知ることができるだけでなく、悟空やベジータの新たな修行と成長が丁寧に描かれているのが最高です。
- ベジータが自分のルーツと向き合い、独自の強さを模索する過程にシビれました。ただ悟空の後を追うだけでなく、破壊神の力を学んで「我儘の極意」へと至る展開は、ベジータファンとして感無量です。
- 全宇宙の神々や天使といった壮大なスケールの世界観に、初期のドラゴンボールが持っていた冒険のワクワク感を感じました。強さのインフレはありますが、それに見合う絶望的な敵の存在が物語を引き締めています。
- 鳥山明先生の原案による、予測不能なストーリー展開がやはり秀逸です。特にバーダックの過去が絡んでくるエピソードなどは、長年のファンへの最高のギフトだと感じました。これぞ正当な続編です!
悪い所
- アニメ版と漫画版で細かい設定や展開が異なることがあり、少し混乱してしまう場面がありました。どちらが「正解」なのかを気にしすぎると、純粋に楽しめなくなってしまうのが少し勿体ない気がします。
- 戦闘力のインフレが極まっていて、もはや次元が違いすぎると感じることも。あまりに神レベルの戦いばかり続くと、かつての天下一武道会のような身近な緊張感が少し恋しくなる瞬間が正直ありました。
- とよたろう先生の画力は高いのですが、鳥山先生特有の「一コマで空間を表現するセンス」に比べると、画面が少し窮屈に感じる回がありました。構図やコマ割りに、もう少し遊び心があれば完璧なのに、と惜しく思います。
- 新しいキャラクター(モロやグラノラなど)のバックボーンをもっとじっくり掘り下げてほしかったです。物語のテンポは良いのですが、敵としての魅力が爆発する前に決着がついてしまうような物足りなさを感じました。
- 悟空の「天然」っぷりが、たまに度を越して幼く見えてしまうのが気になりました。最強の戦士としての威厳よりも、トラブルメーカーとしての側面が強調されすぎているように感じる回があり、少し覚めてしまいました。





