レビュー著者: 漫画よしあし
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戦隊レッド 異世界で冒険者になる の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 「戦隊ヒーローが異世界に行く」という出落ちのような設定を、見事に面白いストーリーに昇華させています。特撮のお約束(名乗り中の爆発など)が異世界でどう扱われるかのギャップで爆笑しました。
- 主人公のレッド(悟)が、一切ブレない本物の「正義の味方」であるところが最高にカッコいいです。彼の真っ直ぐな言葉と行動に、胸が熱くなります。
- 異世界ファンタジーとしての世界観(冒険者ギルドや魔法など)と、特撮ヒーローの要素が絶妙にミックスされており、バトルシーンの爽快感は抜群です。
- 仲間になるキャラクター(イドラ姫など)との掛け合いが楽しく、レッドの常識外れな行動にツッコミを入れる彼女たちの反応が毎回良い味を出しています。
- ギャグだけでなく、悪に立ち向かうヒーローとしてのシリアスで熱い展開もしっかり用意されていて、少年漫画としての完成度が非常に高いです。
悪い所
- 特撮番組(スーパー戦隊シリーズ)のパロディやあるあるネタが非常に多いため、特撮に全く興味がない人や見たことがない人には、面白さが100%は伝わらない可能性があります。
- レッドの行動が「ヒーローとしてのお約束」を最優先するため、異世界の常識から見るとかなり奇行に見え、そのテンションの高さに少し疲れてしまう読者もいるかもしれません。
- 敵の怪人や悪役のデザイン・設定も特撮番組のノリで作られているため、本格的なダークファンタジーやリアルな世界観を求める人には少し安っぽく(コミカルに)見えるかも。
- 「変身して必殺技で倒す」という水戸黄門的なお約束の展開が続くため、ストーリーの予測がつきやすく、複雑なミステリーや予想外の展開を期待すると物足りないです。
- レッドが強すぎる(ヒーロー補正がかかっている)ため、ギリギリの死闘や戦略的なバトルのヒリヒリ感は少し薄いと感じる場面があります。




