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最終更新日:

空挺ドラゴンズ の感想と評価(良いところ、悪いところ)

空挺ドラゴンズ

空挺ドラゴンズ

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著者: 桑原太矩

連載: good!アフタヌーン

ジャンル: ファンタジーグルメ冒険

評価: 7.7/10

あらすじ

龍が空を舞う世界で、捕龍船クィン・ザザ号は狩った龍を美味しく食べることに命をかける乗組員たちの住処だ。天才的な嗅覚を持つが誰より食い意地の張ったミカ、新米乗組員のタキタたちは、巨大な龍を仕留めては解体し、極上の料理へと仕立てて舌鼓を打つ日々を送る。だがやがて船を敵視する者たちとの衝突や、美女ヴァニーの失踪をめぐる故郷の内戦、行方知れずの父を追う過酷な救助行を経て、伝説の龍をめぐる大きな渦へと物語は広がっていく。極寒の南極圏での命がけの戦いを越え、家族に近い絆で結ばれた一行がたどり着く、龍と空を巡る壮大なグルメ冒険譚!

読む前に確認したい相性

向いている人

  • 獲物を余すことなく料理して味わう、グルメと冒険が同居する世界観にわくわくしたい人
  • 手描き感のある温かい絵柄と、丁寧に描かれる料理シーンの説得力をじっくり味わいたい人
  • どこか適度な距離感で結ばれた乗組員たちの家族感に、じんわり心を温められたい人

向いていない人

  • 既視感のある演出が随所にあり、オリジナリティの薄さが気になってしまいそうな人
  • 巻が進むにつれ料理の場面が減っていく展開に、グルメ要素の後退を寂しく感じそうな人
  • 存在しない生き物の料理描写に、想像のしづらさを覚えて置いてけぼりに感じそうな人

良い感想・レビュー

  • 龍を狩りの対象としてだけでなく、ちゃんと『肉』として美味しく食べる発想が新鮮でした。個性豊かな乗組員たちの掛け合いを見ているのもとても楽しいです。
  • 劇中の料理シーンがとても丁寧に描かれていて、見ているだけでお腹が空いてきます。のんびり読める空気感と、乗組員一人ひとりの魅力にほっとします。
  • ただの冒険物語ではなく、命をいただくことの重みまでちゃんと描かれているのが面白いです。飛行船が浮かぶ空のシーンの美しさにも見とれてしまいます。
  • 絵柄からジブリへの敬意を感じますが、中身はきちんと独自の魅力があります。龍を糧として無駄なく使い切る乗組員たちのプロ意識と連帯感にしびれました。
  • 家族のようでいて、どこか適度な距離感を保つ乗組員たちの関係性がとても心地いいです。毎回出会う龍とその調理シーンの発見に、いつもわくわくします。

悪い感想・レビュー

  • 絵柄やガジェット、シーンの作りなど、既視感のある演出があちこちに感じられて、既視感の強さが気になってしまいました。オリジナリティをもっと見たかったです。
  • 話が進むにつれて料理の場面が減っていき、乗組員の過去話や国同士の争いに比重が移っていったのが少し残念でした。気楽なグルメ日常をもっと読みたかったです。
  • 存在しない生き物の肉を美味しそうに描かれても、正直想像がついていかないところがありました。読み進めるうち置いてけぼりに感じる瞬間もあります。
  • 中盤から内戦や派閥争いの話が絡んできて、序盤にあったカラッとした空の旅の雰囲気が薄れてしまいました。もっとシンプルな冒険譚として読みたかったです。
  • 人物の表情づくりがどこか平板で、感情移入しにくく感じる場面がありました。主人公も食への執着だけで動いているように映り、人間としての深みが薄い気がします。

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