レビュー著者: 漫画よしあし
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うちの会社の小さい先輩の話 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- 片瀬先輩の「小さくて可愛いのに包容力抜群」というギャップが最高に癒やされます!新入社員の篠崎を全力で甘やかそうとする姿が健気で、仕事で疲れた夜に読むと、明日も頑張ろうと思える心の栄養剤になります。
- 先輩と後輩の「もどかしくて甘酸っぱい距離感」にニヤニヤが止まりません。お互いに意識しているのに、なかなか進展しないじれったさが心地よく、斎そう先生の描く柔らかい表情に、何度も胸を撃ち抜かれました。
- 嫌なキャラクターが一切登場せず、「優しさに満ちたホワイトなオフィス環境」に癒やされます。こんな会社で働きたい!と思わせるような温かい人間関係と、日常の些細な幸せを大切にする物語のトーンが大好きです。
- 4コマ形式なのでサクサク読める一方、キャラクター同士の心理描写が丁寧で、しっかりと恋愛ドラマとしても楽しめます。片瀬先輩のふとした瞬間の大人っぽい表情や、篠崎の誠実な姿勢など、応援したくなる要素が満載。
- 「無自覚な甘やかし」という破壊力が凄まじいです!先輩本人は天然でやっているのに、それが篠崎(と読者)を激しく動揺させる演出が秀逸で、読み終わった後はいつも温かい多幸感に包まれる素晴らしい作品です。
悪い所
- 物語の設定が「あまりにも男の理想を詰め込みすぎている」ため、リアリティを求める読者には不自然に感じられるかもしれません。あまりにも都合の良い展開が多く、少し「あざとさ」が鼻につく瞬間がありました。
- ほのぼのした空気感は良いのですが、「大きな事件や物語の起伏がほとんどない」ため、途中で少し単調に感じて飽きてしまうことがありました。もう少し、二人の関係を揺るがすようなライバルの登場なども見たかった。
- 1話ごとのネタが似通っており、「また甘やかされて終わるパターンか」と展開が予測できてしまいます。4コマとしてのキレや、予想を裏切るようなギャグの面白さを期待している人には、少し物足りなさい作風です。
- 片瀬先輩のキャラクター造形が、「幼すぎて大人の女性としての魅力に欠ける」と感じてしまう場面がありました。もう少し、オフィスで働くプロとしての格好良さや、大人の色気もバランスよく見たかったです。
- 篠崎が受動的すぎて、「自分の意志で恋愛を進めようとするガッツ」が足りないように見えました。先輩に振り回されるのは良いですが、もっと彼自身の男らしい決断や、想いを伝える努力を具体的に描写してほしかったです。





