レビュー著者: 漫画よしあし
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ゆうべはお楽しみでしたね の感想と評価(良いところ、悪いところ)
良い所
- オンラインゲームでの絆が現実の恋に変わっていく過程が、非常に自然でほっこりします。金田一先生の描くキャラクターがとにかく表情豊かで、たくみの戸惑いやゴローさんの可愛さに、毎話ニヤニヤが止まりません。
- ドラクエXをプレイしている人なら「あるある」と頷けるネタが満載で、ゲーム愛に溢れた世界観が最高です。ゲームを通じてお互いの内面を知っていたからこその、深い信頼関係が土台にある恋愛描写が素敵だなと感じます。
- ギャルと草食系男子という正反対の二人が、ルームシェアを通じて少しずつ理解し合う姿が丁寧に描かれています。派手な展開はないけれど、日常の些細なやり取りに二人の成長や変化が感じられて、とても温かい気持ちになれました。
- 金田一蓮十郎先生ならではの、シュールなギャグと切ない感情のバランスが絶妙です。たくみの細やかな気遣いや、ゴローさんの意外な弱さがチラリと見える瞬間に、キャラクターへの愛着がどんどん湧いてくる素晴らしい作品です。
- ゲームの中でのアバターと、リアルの姿のギャップを楽しむ描写が面白いです。「共通の趣味を持つパートナー」という理想的な関係が描かれていて、読み終わった後は自分も誰かと一緒にゲームをしたくなるような、優しい読後感です。
悪い所
- ドラクエXの専門用語やネタが多く、ゲームを全く知らない私には置いてけぼりな感覚になってしまう場面がありました。恋愛漫画としての骨組みは面白いのですが、細部を楽しむにはある程度の知識が必要なのが難点です。
- 二人の関係がなかなか進展せず、もどかしさを通り越して焦れったさを感じることがありました。日常系としての安定感はありますが、物語としての大きな波やドラマチックな展開を求めている人には物足りないかもしれません。
- ゴローさんのギャル設定が、時々ステレオタイプすぎて現実味に欠けるように感じる瞬間がありました。もう少し、彼女自身の個人的なバックグラウンドや、ギャル以外の側面も早い段階で深掘りしてほしかったなと思います。
- たくみの自己評価が低すぎて、あまりにも消極的な態度に時折イライラしてしまいました。相手の好意に対してもっと素直に反応してほしいと、読んでいてストレスを感じてしまうことが何度かあったのが正直な感想です。
- 掲載形式の都合なのか、一話ごとのボリュームが少なめで、物語が細切れに感じられることがありました。一気に読むと面白いのですが、連載で追いかけていると少し食い足りなさを感じてしまうポイントかなと思いました。





