レビュー著者: 漫画よしあし
最終更新日:
虫かぶり姫 の感想と評価(良いところ、悪いところ)
虫かぶり姫
連載: コミックZERO-SUM
評価: 8.5/10
あらすじ
本を読むことが何よりも大好きな侯爵令嬢のエリアーナは、王立図書館の本を自由に読めるという条件で、クリストファー王太子の「名ばかりの婚約者」となる。周囲からは「虫かぶり姫」と陰口を叩かれていたが、彼女自身は本に囲まれた満ち足りた日々を送っていた。しかしある日、王太子が他の令嬢と親しげにしている姿を目撃し、ついに殿下に本当に愛する女性が現れたのだと悟り、婚約解消を覚悟する。だが、その裏には彼女を誰よりも深く愛し、どんな邪魔者も容赦なく排除する王太子の壮大な溺愛と思惑が隠されていた!本好きで自己肯定感の低い令嬢と、彼女を裏から全力で守り抜く王太子の甘々で尊い勘違いラブファンタジー!
良い所
- 本好きでマイペースな主人公・エリアーナと、彼女を裏から全力で溺愛する王太子・クリストファーの甘々で尊い関係性が本当に大好きです!殿下の愛が重すぎて、読んでいるこちらまで赤面してしまいます。
- 喜久田ゆい先生の作画が圧倒的に美麗で、ドレスやお花などの細やかな描き込みや、豪華な社交界の描写がまさに眼福すぎます。毎巻ページをめくるのが楽しみで、ずっと手元に置いておきたい宝物のような作品です。
- 王太子がエリアーナを守るため、裏で手を回して邪魔者を容赦なく断罪する魔王降臨的な展開がスカッとして痛快です!彼女を貶めようとする悪役たちが徹底的に叩き潰されるので、安心して読めました。
- 主人公がただ守られるだけでなく、無類の本好きとして得た膨大な知識を活かして難題を解決していく姿に、思わず応援したくなりました。本への深い愛情が描かれていて、本好きにはたまらない設定です。
- エリアーナの少し天然で鈍感なところが可愛らしくて、彼女を一途に想い続けるクリストファーの深い愛情にキュンキュンします。二人の不器用なすれ違いが少しずつ解けていく過程がとてもロマンチックです。
悪い所
- エリアーナの自己肯定感が極端に低くネガティブなため、王太子からの明確な愛情になかなか気づかずウジウジと悩む展開が長く続き、読んでいて少しじれったくてイライラしてしまう瞬間がありました。
- 主人公が一人で根暗思考のループに陥り、結局最後は王太子に解決してもらうというパターンの繰り返しになりがちで、展開のマンネリ化やテンポの遅さを感じてしまい、一気に読むと少し飽きてしまいます。
- シャロンなど、主人公を貶めようとする分かりやすい悪女や当て馬キャラが度々登場するため、ヒロインが理不尽に虐げられる展開が多く、ストレスを感じてしまうことがありました。もっと平和なイチャイチャが見たいです。
- クリストファーの愛情表現が時々重すぎて、少し独占欲や執着が強すぎるように見えるため、純粋なラブストーリーとして読むと少し怖いと感じる部分があります。少し過保護すぎる気がしました。
- 本好きという設定の割に、具体的な本の内容や知識について深く触れられる機会が少なく、あくまで恋愛や陰謀劇の舞台装置として使われているように感じてしまい、もっと知的な彼女の活躍が見たかったです。
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